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J-GLOBAL ID：201202284261095616   整理番号：12A0950370

位相イメージング原子間力顕微鏡で観察したAg⁺とAu⁺のイオン注入によるポリエチレンの表面改質

Surface modification of polyethylene by Ag⁺ and Au⁺ ion implantation observed by phase imaging atomic force microscopy

著者 (5件)： NENADOVIC M. (INS Vinca, Lab. of Atomic Physics, Univ. of Belgrade, Mike Alasa 12-14, 11001 Belgrade, Serbia) ,  POTOCNIK J. (INS Vinca, Lab. of Atomic Physics, Univ. of Belgrade, Mike Alasa 12-14, 11001 Belgrade, Serbia) ,  RISTIC M. (Fac. of Technol. and Metallurgy, Univ. of Belgrade, Karnegijeva 4, 11000 Belgrade, Serbia) ,  STRBAC S. (ICTM-Institute of Electrochemistry, Univ. of Belgrade, Njegoseva 12, 11000 Belgrade, Serbia) ,  RAKOCEVIC Z. (INS Vinca, Lab. of Atomic Physics, Univ. of Belgrade, Mike Alasa 12-14, 11001 Belgrade, Serbia)
資料名： Surface & Coatings Technology  (Surface & Coatings Technology)
巻： 206  号： 19-20  ページ： 4242-4248  発行年： 2012年05月25日 
JST資料番号： D0205C  ISSN： 0257-8972  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： それぞれ60と200keVのエネルギーのAg⁺とAu⁺のイオン注入で高密度ポリエチレン(HDPE)を改質した。注入された銀と金のイオンのドーズは1×10¹⁵,5×10¹⁵および1×10¹⁶ions/cm²であった。原子間力顕微鏡(AFM)で表面トポロジーを観察し,位相イメージングAFMで表面の組成の変化を検出した。AFM像の位相分析によると,HDPEの表面には物理的変化と化学的変化が起き,これらの変化は注入されたイオンの性質と注入ドーズに依存した。銀のイオン注入では化学的変化の程度が高かったが,金のイオンの注入では物理的変化の程度が高かった。銀と金のイオンでそれぞれ0.6×10¹⁵と4.4×10¹⁵ions/cm²で注入ドーズの区切り点が観察された。物理的変化は注入ドーズの関数としての平均自乗粗さとパワースペクトル密度のスロープの分析で確認された。位相AFM像のヒストグラムのピークの位置と半値幅によって表面組成の変化が確認された。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *高密度ポリエチレン ,  *表面改質 ,  *イオン注入 ,  *金属イオン ,  銀化合物 ,  *金化合物 ,  *原子間力顕微鏡 ,  *画像 ,  *顕微鏡観察 ,  表面構造 ,  *組成 ,  位相 ,  注入量 ,  表面粗さ ,  パワースペクトル密度
準シソーラス用語： *位相イメージング ,  *金イオン ,  *銀イオン ,  *原子間力顕微鏡法 ,  *表面組成

分類 (2件)： 表面処理  (YH04112X) ,  その他の物質の放射線による構造と物性の変化  (BK16124V)

タイトルに関連する用語 (6件)： 位相イメージング ,  原子間力顕微鏡 ,  観察 ,  イオン注入 ,  ポリエチレン ,  表面改質