抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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著者の新日本製鉄での研究部門の経験を踏まえて鉄鋼事業における環境変化に応える研究開発について論じた。日本鉄鋼業の経験した大きな環境変化(第一次オイルショック.中国の粗鋼生産量の急増,成長からエネルギー消費,コスト削減と,合理化による体質強化時期)を振返った。この期間を通して技術課題では,可能な限り,原理的,原則的な視点に基づいて研究開発を行うとの基本的な指針を確立した。この基本的な指針は,その後の鉄鋼分野の研究,新素材分野での研究開発,また基盤技術としての解析技術に反映させ,成果を得ることができた。研究開発の一層の発展として,鉄鋼市場へのソリューション提供,国際連携活動への貢献,また,今後の研究開発マネジメントの企業内研究から「オープンイノベーション」への転換に言及した。