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J-GLOBAL ID：201202284289865948   整理番号：12A1462884

構造化χ⁽²⁾媒質における三光子量子もつれ

Three-photon entanglement in structured x⁽²⁾ media

著者 (3件)： GEVORGYAN T. V. (Inst. Physical Res., National Acad. Sci., Ashtarak, ARM) ,  KRYUCHKYAN G. Yu. (Inst. Physical Res., National Acad. Sci., Ashtarak, ARM) ,  KRYUCHKYAN G. Yu. (Yerevan State Univ., Yerevan, ARM)
資料名： Proceedings of SPIE  (Proceedings of SPIE)
巻： 8414  ページ： 84140A.1-84140A.10  発行年： 2012年 
JST資料番号： D0943A  ISSN： 0277-786X  CODEN： PSISDG  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カスケードパラメトリックダウンコンバージョン(PDC)で生成される三光子量子状態の性質を理論的に調べた。二つの周期分極処理二次非線形(χ⁽²⁾)結晶を用いたタイプII及びタイプIPDCのカスケードにより,入射一光子から周波数分裂した三光子を生成する過程を考察した。励起にはGauss型パルス及び連続光を考え,PDCとして自然PDC及び共振器を用いた光パラメトリック発振器(OPO)を取上げた。その結果,共線配置のカスケードPDCに対してはGreenberger-Horne-Zeilinger偏光量子もつれ状態が生成されることを示した。カスケードOPOに対しては,閾値及びそれ以下での平均光子数及び光子数三次相関関数を計算した。その結果は駆動パルスの幅や時間間隔に依存し,パルス励起に対する最大光子数相関度は連続励起に対する定常相関度より著しく高いことを示した。

シソーラス用語： *重合せ ,  *光パラメトリック効果 ,  *周波数逓降 ,  *光パラメトリック発振器 ,  カスケード過程 ,  相関関数 ,  偏光 ,  光子 ,  量子論 ,  *量子光学 ,  *量子もつれ
準シソーラス用語： Greenberger-Horne-Zeilinger状態 ,  光子数 ,  三次相関関数

分類 (2件)： 非線形光学  (BD05000T) ,  量子光学一般  (BD04010X)

タイトルに関連する用語 (4件)： 構造化 ,  媒質 ,  光子 ,  量子もつれ