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J-GLOBAL ID:201202284315833685   整理番号:12A1774078

海馬ニューロンにおいてヒポカルシンは脳型クレアチンキナーゼ(BB-CK)のカルシウム依存性転移を仲介する

Hippocalcin mediates calcium-dependent translocation of brain-type creatine kinase (BB-CK) in hippocampal neurons
著者 (8件):
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巻: 429  号: 3-4  ページ: 142-147  発行年: 2012年12月14日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ヒポカルシン(Hpca)はCa2+結合蛋白質で,ニューロンで発現され,神経可塑性に寄与する。筆者らは,ラット脳から48kDa Hpca関連蛋白質を精製し,それを脳型クレアチンキナーゼ(BB-CK)を構成するクレアチンキナーゼB(CKB)サブユニットであると同定した。HpcaはCa2+依存的にCKBに特異的に結合したが,筋肉型クレアチンキナーゼMサブユニットには結合しなかった。HpcaのN末端領域はCKBへの結合に必要であった。HpcaはCKBの膜へのCa2+依存的な部分的転移(全クレアチンキナーゼ活性の約10-15%)を仲介した。HpcaのN-ミリストイル化は膜転移に重要であったが,CKBへの結合には不要であった。培養海馬ニューロンでは,イオノマイシン処理は形質膜近傍へのHpcaとCKBの共局在をもたらした。これらの結果は,HpcaはBB-CKと結合すること,そしてそれらはともにCa2+依存的に膜コンパートメントに転移することを示す。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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