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J-GLOBAL ID：201202284318733630   整理番号：12A1520819

発熱的から吸熱的脱水素へ-マグネシウムアミドボランのモノアンモニエートと金属水素化物の相互作用

From Exothermic to Endothermic Dehydrogenation - Interaction of Monoammoniate of Magnesium Amidoborane and Metal Hydrides

著者 (6件)： CHUA Yong Shen (Dalian Inst. of Chemical Physics, Dalian, CHN) ,  LI Wen (Dalian Inst. of Chemical Physics, Dalian, CHN) ,  LI Wen (National Univ. Singapore, Singapore) ,  WU Guotao (Dalian Inst. of Chemical Physics, Dalian, CHN) ,  XIONG Zhitao (Dalian Inst. of Chemical Physics, Dalian, CHN) ,  CHEN Ping (Dalian Inst. of Chemical Physics, Dalian, CHN)
資料名： Chemistry of Materials  (Chemistry of Materials)
巻： 24  号： 18  ページ： 3574-3581  発行年： 2012年09月25日 
JST資料番号： T0893A  ISSN： 0897-4756  CODEN： CMATEX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： NH₃とアミドボランの相互作用による強い発熱反応を回避するために,Mg(NH₂BH₃)₂・NH₃へのNaHまたはKHの添加による熱力学的転換について研究し,二元金属アミドボランとMg(NH₂)₂からなる複合体が生成することを見出した。X線粉末解析によって二元金属アミドボランK₂Mg(NH₂BH₃)₄とNa₂Mg(NH₂BH₃)₄の結晶構造を決定した。これらの複合体の水素貯蔵特性について研究し,無処理の二元金属アミドボランの熱力学データを第1原理計算によって得た。2種類の複合体[K₂Mg(NH₂BH₃)₄+Mg(NH₂)₂][Na₂Mg(NH₂BH₃)₄+Mg(NH₂)₂]が285°Cまでの加熱によってそれぞれ7wt.%と7.8wt.%の水素を放出し,無処理Mg(NH₂BH₃)₂・NH₃と比較して水素脱離エンタルピーが発熱的から吸熱的に改善できることがわかった。さらにNa₂Mg(NH₂BH₃)₄が複合系と同じ温度領域で吸熱的に水素を脱離できた。

シソーラス用語： *吸熱反応 ,  *脱水素 ,  *水素化物 ,  水素吸蔵 ,  結晶構造 ,  計算 ,  *アミド ,  *ボラン誘導体 ,  *マグネシウム化合物 ,  *アンモニウム化合物 ,  X線回折 ,  密度汎関数法
準シソーラス用語： 第一原理計算

分類 (2件)： 塩  (CD01050V) ,  その他の無触媒反応  (CB06070U)

タイトルに関連する用語 (4件)： 発熱 ,  脱水素 ,  金属水素化物 ,  相互作用