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J-GLOBAL ID:201202284365794435   整理番号:12A0785409

溶存態有機物の産生が少ないと思われる土壌有機物の非生物的可溶化

Abiotic solubilization of soil organic matter, a less-seen aspect of dissolved organic matter production
著者 (3件):
資料名:
巻: 50  ページ: 12-21  発行年: 2012年07月 
JST資料番号: D0628A  ISSN: 0038-0717  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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溶存態有機物(DOM)は土質動力学に関係する土壌有機物(SOM)の小さい関連プールであり,不安定耐性SOM画分にまたがる仲介プールを含む。SOMの可溶化(DOMの生成)は一般的には微生物的及び物理化学的介在プロセスの両方に起因するが,これらのプロセスがDOM生成を支配する規模は大いに議論されている。本研究は,微生物及び物理化学的過程からDOM生成の重要性を証明するために殺菌及び非殺菌条件下で13C-ライグラス残さ又はその抽出液を別々に用いた一連の実験を実行した。母材は異なるが特性が類似する土壌を用いて,DOM生成に及ぼす鉱物学の影響を試験した。DOM生成源の役割を検証するために,1つの土壌セットは13C-ライグラス-DOMで抽出し,そして他の土壌では,13C-ライグラス残さを土壌中に実験開始に取込んで,土壌を0.01 mol L-1 CaCl2 溶液で抽出した。両処理の抽出事象は90日期間にわたって12日周期で行った。残さ修正から浸出した溶解有機炭素及び窒素(DOC及びDON)量は一貫して非殺菌より殺菌土壌で3倍以上あって経時で減少した。DOC及びDON濃度及びCO2生成の変化にもかかわらず,13C-ライグラス残さ由来DOC生成は,実験中大抵は一定であり,大部分が生来SOMを起源とするDOMであった。13C残さDOM処理で,連続浸出事象の後,そして無菌状態に関係なく,i) 生来SOMは全浸出DOMの最低10%を一貫して供給し,ii) 生来SOMのDOM寄与は対照土壌より13C-残残さ-DOM修正土壌で2-2.9倍大きかった。このことは新鮮DOM投入があったときにDOM生成の脱着及び交換反応の役割を示唆した。生態SOMのDOMに対する寄与は結果的に芳香族性及び腐植化指標を増やした。本研究結果は,物理化学的過程は主にDOM生成を支配することを示唆する。しかし,微生物活動はDOM代謝によって間接的にSOM可溶化に影響を及ぼす。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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土壌の肥沃性  ,  微生物生理一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
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