抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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インドは世界的不況やヨーロッパにおける財政危機の影響を強く受けなかったために順調な経済成長を続けている。特に化学工業は好調で,2012年度における全経済成長率が7-8%と予測されるのに対して15%の成長が見込まれる。これは農村市場の成長と輸出の増加によるものである。石油化学工業はこれまで強い成長を示して来たが,通貨交換レートの影響で2012年の成長率は10-12%と予想される。また原料及びエネルギー費の増加の影響も予想される中で大企業は野心的な増設計画を立てている。肥料の国際価格の上昇を反映してインドのメーカは強気な予測を立てている。また政府が補助金削減のために窒素肥料価格を自由化し,国内価格が上昇する可能性がある。従来インドの消費者は環境問題に対する意識が低かったが次第に高まって居り,それに対する対応も一つの課題である。