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J-GLOBAL ID:201202284499800954   整理番号:12A0583379

Paris-Edinburghセルにおける高圧高温でのSiO2ガラスの同時に起こる構造と弾性波速度の測定

Simultaneous structure and elastic wave velocity measurement of SiO2 glass at high pressures and high temperatures in a Paris-Edinburgh cell
著者 (6件):
資料名:
巻: 83  号:ページ: 033905-033905-8  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: D0517A  ISSN: 0034-6748  CODEN: RSINAK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Paris-Edinburghセルで,多角エネルギー分散型X線回折と超音波弾性波速度の測定を一体化することによって,高圧高温条件下で,非晶質物質の構造と弾性波速度を同時に調査することができた。500°C前後で,最大6.8GPaまでの圧力で,SiO2ガラスの構造と弾性波速度の同時測定を初めて報告する。構造因子S(Q)での鋭角な第一回折ピーク(FSDP)は,圧力の増加に伴って,より高いQ値に明らかにシフトし,中距離秩序の縮小を示したが,Si-O結合距離は,最大6.8GPaまでほとんど変化しなかった。FSDP位置のシフトとの相関関係において,圧縮波速度(Vp)とPoisson比は,圧力の増加に伴って著しく増加した。対照的に,せん断波速度(Vs)は4GPa以下の圧力でのみ変化し,約4.0~6.8GPaの範囲ではほとんど変化しなった。これらの観測は,中距離秩序の変化とVpの間,あるいは,Poisson比との間の強い相関関係を示したが,Vsに対しては複雑な挙動を示した。その結果は,高圧高温条件での構造と弾性波速度の同時測定の新しい可能性を実証し,非晶質物質の微視的細構造と巨視的弾性特性の間の直接的なつながりをもたらした。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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固体の音波物性一般  ,  その他の非晶質の構造 
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