抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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これまで前面衝突した大型トラックの乗員の救助方法につき紹介してきたが,今回は一連の救助方法について実証実験を交えて紹介した。救助手順としては,1)現場到着時の確認作業,2)車両引き離し作業,3)ドア開放作業,4)室内拡張作業,5)負傷した乗員(要救助者)の搬出である。1)では,現場到着時の確認作業として,事故現場状況の確認,事故車両状況の確認,負傷した乗員の確認などを示した。2)では,車両引き離し作業として,追突車と被追突車の何れを牽引するかの判断の仕方,牽引車のギア・駐車ブレーキの確認などを示した。3)では,ドア開放作業として,ドア開扉の確認,作業前の安全確認,ドア結合部分の知識などを示した。4)では,室内拡張作業として,拡張前のプレカット,レスキューシリンダーの設置位置などを示した。5)では,負傷した乗員(要救助者)の搬出上の留意事項などを示した。尚,これらの救助方法は「大型車事故に関する救助ガイド」として自工会ホームページに掲載されていることを示した。