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J-GLOBAL ID:201202284572386088   整理番号:12A0097351

電電公社における電話オーディオ技術の研究実用化 - 後編:充足から商品化の時代 -

Research and Development of Audio Technology for Telephony in NTT - Second Part: From Satisfaction to Commercialization Era -
著者 (1件):
資料名:
巻:号:ページ: 205-222 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: U0221A  ISSN: 1882-0875  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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1964年の600形電話機の実用化以降,高度成長下の社会で電話機需要は増え続けた.しかし,その流れが1973年末の石油ショックで断ち切られて諸物価が急激に上昇し,社会が大混乱に陥った.電電公社は緊急プロジェクトで大幅なコストダウンを果たしながら通話性能を向上した601形電話機を実用化した.その頃から電話機への半導体ICの導入が現実のものとなり,電話機の構成を100年振りに全面変革する研究が開始された.オーディオトランスデューサもカーボン粉粒マイクロホンや高感度電磁イヤホンに代えて小形トランスデューサが検討され,パイロット商品に導入された.1980年代に入って電電公社の電話端末独占が見直され,電話機が競争市場の家電商品となる.この時期に電電公社が発表した801P電話機「ハウディ」は最後の標準電話機というべきもので,電気通信研究所で20年来検討されてきたセラミック圧電トランスデューサを活用し,その後約10年にわたる世の電話機技術の源流となった.(著者抄録)
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電話 
引用文献 (30件):
  • (1)苗村 明, 浮津憲一, 山崎新一, 中沢 始, “601形電話機,” 研実報, vol.27, no.6, pp.1179–1187, 1978.
  • (2)石丸 薫, 藤田敏政, 中沢 始, “601形電話機の実装,” 研実報, vol.27, no.6, pp.1251–1261, 1978.
  • (3)碇山武廣, “電話機の騒音対策,” 岩通技報, vol.7, pp. 7–11, 1968.
  • (4)大賀寿郎, 白鳥嘉勇, 飛田瑞広, 白井誠一, 大八木国興, 竹中範雄, “送話器用電極の炭素材料化,” 信学技報, EA77–2, pp.1–8, May, 1977.
  • (5)J. Ohga, S. Shirai, H. Nomura, and M. Tobita, “Characteristics of a carbon granule microphone with carbonaceous electrodes,” IEICE Trans. vol.E63, no.9, pp.662–669, Sept. 1980.
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