抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
発展途上国などでの情報格差解消を目指し,短期間で経済性よくインターネットのアクセス環境を整備できる広域ブロードバンドワイヤレスネットワークの研究が進められている。同ネットワークへの適用を前提としたFull-Flying S-CSMA/v-MCA(Full-Flying Synchronous Carrier Sense Multiple Access with Variable Multiple Collision Avoidance)方式は,OBS(out-of-band signaling)導入により,伝送媒体の利用効率を極限まで高めることができる。ところで,近年VoIPやストリーミングなどのリアルタイム系のサービスが急速に普及しており,これに対応するにはQoS(Quality of Service)制御の導入が必須である。しかし,対象としているPTMP(Point to Multi-Point)型のアクセスネットワークへのQoS制御の適用は未踏のようである。そこでイーサネットとの整合性から確率p(ネットワークトラフィックに応じて可変)で制御するp-persistent方式を用いたDiffServ型のQoS制御を採用したFull-Flying p-persistent方式の提案を行うとともに,静的,動的シミュレーション環境下にて評価を行い,基本性能を確認したので報告する。(著者抄録)