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J-GLOBAL ID:201202284825078954   整理番号:12A0717517

赤血球脂肪酸は青年期の症例対照研究において鬱病に関連している

Red blood cell fatty acids are associated with depression in a case-control study of adolescents
著者 (7件):
資料名:
巻: 86  号: 4-5  ページ: 161-165  発行年: 2012年04月 
JST資料番号: C0739A  ISSN: 0952-3278  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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序論:疫学的研究は,エイコサペンタエン酸(EPA)およびドコサヘキサエン酸(DHA)の摂取および/または血液レベルの減少が成人において鬱病のリスクの増加と関連していることを示唆しているが,青年期についてのデータは不足している。本研究の目的は,EPA+DHAの赤血球レベル(オメガ-3インデックス)および/または赤血球脂肪酸全体のプロファイルが抑うつの青年(症例)と非抑うつの青年(対照)との間で,異なるかどうかを明らかにすることであった。 患者および方法:著者らは鬱病のため病院に入っている症例(n=150)の赤血球脂肪酸組成を測定し,対照(n=161)のものと比較した。 結果:症例と対照は,年齢,性比,および肥満度指数(BMI)では同様の分布であったが,採用地が異なったことにより人種/民族の組成は有意に異なっていた。オメガ-3インデックスの1%の絶対増加に対する症例状態の調整しないオッズ比は0.75(95%CI;0.55-0.95)であった。多変数ロジスティック回帰モデルを用いて,どの脂肪酸が症例と対照を区分するのに有用かを決定した;このモデルにBMI,年齢,性,および人種/民族を押し込んだ。データに合うようにモデルを最適化するため,7つの脂肪酸(DHA,ミリスチン酸,ステアリン酸,オレイン酸,トランスリノール酸,トランスパルミトレイン酸およびα-リノレイン酸)が選ばれた。調整したモデルでは,DHAの1SD増加に対するオッズ比は0.67(95%CI;0.49-0.93)であった。7種の脂肪酸プロファイルを加えた基本モデルではROC曲線の下のエリアが12%(7.5%-17.6%)増加した。 考察と結論:これらの知見は青年期鬱病が,オメガ-3インデックスの減少を含む混乱した赤血球脂肪酸パターンと関連しているという仮説を支持している。そのための安全な治療の選択肢が現在ほとんど存在しない,この脆弱な集団において,EPAとDHAに関する介入試験が行われるべきである。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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生物学的機能  ,  精神科の基礎医学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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