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J-GLOBAL ID:201202284943437713   整理番号:12A1031794

アルギニンに富む細胞透過性ペプチドは生きたヒト細胞内に遺伝子を運ぶ

Arginine-rich cell-penetrating peptides deliver gene into living human cells
著者 (5件):
資料名:
巻: 505  号:ページ: 37-45  発行年: 2012年08月15日 
JST資料番号: E0701B  ISSN: 0378-1119  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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遺伝子組換えとは好ましい形質を作成するあるいは機能を評価するために生物のゲノム内に外来性核酸を導入する方法である。遺伝子組換え技術の改良はこの数十年の間,ずっと重要な課題であった。最近になって,細胞内に直接内在化し,細胞内に様々な貨物を運ぶことのできる担体として働くシャトルとして細胞透過性ペプチド(CPP)が研究された。本研究で,筆者らはアルギニンに富むCPPが非共有的な方法でヒト細胞内に遺伝子を運ぶのに利用できるかどうかを評価する。筆者らは,3つのアルギニンに富むCPP(SR9,HR9,およびPR9)がヒトA549細胞内にプラスミドDNAを運ぶことを明らかにする。機能性遺伝子アッセイにおいて,CPPによって運ばれた,増強緑色蛍光蛋白質(EGFP)コード配列を含むプラスミドDNAは細胞で強く発現された。塩化カルシウムの処理はCPP依存性遺伝子導入効率を向上しなかったが,遺伝子発現強度を増強した。さらに,機械的研究によってHR9/DNA複合体が遺伝子運搬のための直接的膜転位経路を仲介することが分かった。筆者らの結果は,アルギニンに富むCPP,特にHR9は遺伝子導入の高性能かつ有望なツールとなることを示唆する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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生理活性ペプチド  ,  生物薬剤学(基礎) 
タイトルに関連する用語 (4件):
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