抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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粘着・剥離のメカニズムとして,1)粘着剤はなぜくっつくか?,2)粘性散逸と内部変形による剥離エネルギーの増幅,に分けて述べた。粘着・剥離における非線形レオロジーとキャビテーションについては,プローブタック試験のその場観察を行うことによって,ずり弾性率(架橋密度)を増加させるにつれてキャビティは平坦化し,剥離しやすくなることを示した。今後は内部応力の可視化実験や新たなモデリング,数値計算などを援用して,未解決の問題(キャビティの起源,粘着剤中の応力/ひずみ分布などを解決していく意向である。