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J-GLOBAL ID:201202285036128668   整理番号:12A0569990

AMP活性化蛋白質キナーゼが心筋芽細胞においてオルニチンデカルボキシラーゼ活性を負に調節するとの証拠

Evidence that AMP-activated protein kinase can negatively modulate Ornithine decarboxylase activity in cardiac myoblasts
著者 (11件):
資料名:
巻: 1823  号:ページ: 800-807  発行年: 2012年04月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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イソプロテレノールに対するAMP活性化蛋白質キナーゼ(AMPK)及びオルニチンデカルボキシラーゼ(ODC)の応答を,H9c2心筋芽細胞において調べた。AMPKは細胞増殖とエネルギーアベイラビリティーとの結合を示し,ポリアミン生合成における重要な酵素であるODCはすべての増殖過程に対して必須であり,心肥大の発生に役割を担っていると考えられた。イソプロテレノールは,H9c2心筋芽細胞において酵素蛋白質の合成を促進することによりODCを急速に誘導し,この作用はPI3K/Akt経路の阻害剤により相殺された。酵素活性の上昇は処理後の15~30分の間に顕著になった。同時に,イソプロテレノールはAMPKα触媒サブユニット(Thr172)のリン酸化を促進し,アセチルCoAカルボキシラーゼ(Ser72)リン酸化の上昇と関連した。AMPK酵素活性のノックダウンのためのsiRNAによるAMPK触媒サブユニットのα1及びα2の両イソ型のダウンレギュレーションは,イソプロテレノール処理心筋芽細胞におけるODCの超誘導をもたらした。AMPKαのダウンレギュレーションは,他のアドレナリン作動薬で処理した細胞及び対照細胞においてですらODC活性を上昇させた。AMPKαに対するshRNA構築体でトランスフェクトしたSH-SY5Y神経芽腫細胞において,類似結果を得た。結論として,イソプロテレノールは,互いに対照的と思われる二つの事象をH9c2心筋芽細胞において迅速に活性化した。最初の一つ,ODC活性の上昇は細胞増殖と関係し,一方,第二のAMPK活性化は第一の事象を負に調節する恒常性維持機構であった。AMPKによるODC活性の調節は,細胞増殖過程の制御に寄与する機構を示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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酵素一般  ,  細胞生理一般 
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