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J-GLOBAL ID:201202285437206971   整理番号:12A0931533

リン系難燃剤: 特性,生産,環境発現,毒性,および分析

Phosphorus flame retardants: Properties, production, environmental occurrence, toxicity and analysis
著者 (2件):
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巻: 88  号: 10  ページ: 1119-1153  発行年: 2012年08月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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臭素化難燃剤(BFRs)の禁止によってリン系難燃剤(PFRs)がBFRsの代替として提供されている。本論文の焦点は,BFRsの潜在的代替えとして文献に記載されているPFRsの物理化学特性,適用,および生産量を提示した。環境におけるPFRsの発現に関する入手可能な情報は限られている。リン酸トリフェニル(TPhP),リン酸トリクレジル(TCP),リン酸トリス(2-クロロエチル)(TCEP),リン酸トリス(クロロプロピル)(TCPP),リン酸トリス(1,3-ジクロロ-2-プロピル)(TDCPP),およびテトラキス(2-クロロエチル)ジクロロイソペンチルジホスフェート(V6)の大気,水,および堆積物中における研究が行なわれているが,生物中のデータは限られている。これら媒体全てにおいてTCPPが主要であった。粉塵中の主要なPFRはTDCPPであった。報告されているPFR濃度はしばしばポリ臭化ジフェニルエーテル(PBDE)濃度よりも大きく,屋内空気中のヒト曝露がPBDEよりも大きかった。塩素含有PFRsだけが発癌性で,塩素含有PFRsならびにTCPは他のヒト健康悪影響が認められた。TPhP,リン酸ジフェニルクレジル(DCP),およびTCPは(水生)生物に毒性であった。ジエチルホスフィン酸はTCEPに似ていて,極めて難分解性であると考えられた。環境の視点から,レゾルシノールビス(ジフェニルホスフェート)(RDP),ビスフェノールAジフェニルホスフェート(BADP),およびポリリン酸メラミンが適切な優れた代替えであると考えられた。大気サンプリングではパッシブサンプラー,固相抽出(SPE)膜,SPEカートリッジ,および固相ミクロ抽出(SPME)が使用された。水からの抽出にはSPEが,堆積物からの抽出にはマイクロ波支援抽出(MAE)が推奨された。機器分析として,ガスクロマトグラフィー-炎光光度検出器,GC-窒素-リン検出器,GC-原子発光検出器,GC-質量分析,ならびに液体クロマトグラフィー-MS/MSおよびGC-誘導結合プラズマ-MSが使用された。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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その他の汚染原因物質  ,  難燃剤 
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