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J-GLOBAL ID：201202285627909421   整理番号：12A0675736

藍藻類Anabaena sp.FACHB709における無機リン酸飢餓に対するアルカリ性ホスファターゼの応答

Response of Alkaline Phosphatases in the Cyanobacterium Anabaena sp. FACHB 709 to Inorganic Phosphate Starvation

著者 (3件)： LIU Zhaoying (Jiangsu Univ., Dep. of Environment Engineering, School of Environment, Xuefu Road, 212013, Zhenjiang, Jiangsu, CHN) ,  WU Chundu (Jiangsu Univ., Dep. of Environment Engineering, School of Environment, Xuefu Road, 212013, Zhenjiang, Jiangsu, CHN) ,  WU Chundu (Yangzhou Vocational Coll. of Environment and Resources, South Runyang Road, 225002, Yangzhou, Jiangsu, CHN)
資料名： Current Microbiology  (Current Microbiology)
巻： 64  号： 6  ページ： 524-529  発行年： 2012年06月 
JST資料番号： H0506A  ISSN： 0343-8651  CODEN： CUMIDD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アルカリ性ホスファターゼ(APアーゼ)はリン(P)代謝及び調節において重要な役割りを果たすが,シアノバクテリアにおいてそれらの生理機能は殆ど不明である。ここに,シアノバクテリアAnabaena sp.FACHB709において,4つの推定APアーゼ遺伝子を同定し,phoA-709,phoD1-709,phoD2-709,phoS-709と命名し,それらの無機リン酸(P_i)飢餓に対する応答を調べた。phoD2-709を除き,P_i充足培地において,一定の低レベルで他の3遺伝子を発現させたところ,4つ全てのAPアーゼ遺伝子の発現はP_i飢餓に応答して上昇したが,phoA-709は有意であった。しかし,phoA-709の破壊はトータルのAPアーゼ活性に影響しなかったが,P_i充足培地及びP_i制限培地においてphoD1-709及びphoS-709の発現のアップレギュレーションを引き起こした。これらの結果から,Anabaena sp.FACHB709の4APアーゼはP代謝と調節に関与し,PhoA-709は主な,しかしなくても済むAPアーゼであることが示唆された。Copyright 2012 Springer Science+Business Media, LLC Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *アルカリ性ホスファターゼ ,  耐性 ,  *飢餓 ,  *アナベナ属 ,  リン化合物 ,  酵素活性度 ,  遺伝子発現 ,  経時変化 ,  アップレギュレーション
準シソーラス用語： *Anabaena ,  *栄養素飢餓 ,  飢餓耐性 ,  無機リン酸

分類 (2件)： 微生物の生化学  (EG03020N) ,  酵素一般  (EB09010D)

タイトルに関連する用語 (6件)： 藍藻類 ,  Anabaena ,  無機リン酸 ,  飢餓 ,  アルカリ性ホスファターゼ ,  応答