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J-GLOBAL ID：201202285641113990   整理番号：12A1691403

β-シクロデキストリンモノリス固定相のための新規正電荷アキラルコモノマー:キャピラリー電気クロマトグラフィー-質量分析を利用する酸性化合物の改良されたキラル分離

A novel positively charged achiral co-monomer for β-cyclodextrin monolithic stationary phase: Improved chiral separation of acidic compounds using capillary electrochromatography coupled to mass spectrometry

著者 (2件)： BRAGG William (Dep. of Chemistry, Center for Biotechnology and Drug Design, Georgia State Univ., Atlanta, GA, USA) ,  SHAMSI Shahab A. (Dep. of Chemistry, Center for Biotechnology and Drug Design, Georgia State Univ., Atlanta, GA, USA)
資料名： Journal of Chromatography A  (Journal of Chromatography A)
巻： 1267  ページ： 144-155  発行年： 2012年12月07日 
JST資料番号： C0278B  ISSN： 0021-9673  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究は,キャピラリー電気クロマトグラフィー(CEC)用の逆電気浸透流(EOF)と共にアニオン交換サイトを与える,グリシジルメタクリレート/β-シクロデキストリン(GMA/β-CD)モノリスへの新規正電荷アキラルコモノマーとしてのビニルベンジルトリメチルアンモニウム(VBTA)の組み込みを実証する。2つのモノリス相,GMA/β-CD-VBTAとGMA/β-CD(コモノマーを含まない)を走査型電子顕微鏡,光学顕微鏡,圧力低下/流速曲線,及び窒素吸着分析によって特性化した。固定相と移動相のパラメーターを最適化した後,種々の構造のアニオン性キラル検体の41対のキラル分離をGMA/β-CD-VBTAとGMA/β-CDのモノリスカラムをそれぞれ用いて比べた。GMA/β-CD-VBTAモノリスキラル固定相は,GMA/β-CDカラムと比べて酸性化合物を非常によく分離した。CEC-質量分析(MS)用のキラルモノリスカラムの開発研究は,現在,限定されている。アウトレット・バイアルの不在下での安定な電流を維持するカラムを可能にする電気駆動流のすぐれた特性のために,GMA/β-CD-VBTAカラムが,いくつかのキラル化合物のCEC-MSのためのシングル四重極型質量分析計に成功裏に接続された。同じモノリスCECカラムを3連四重極型質量分析装置に接続するとき,シングル四重極型質量分析装置と比べて,2桁大きな感度が観察された。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *固定相 ,  *光学異性 ,  *質量分析 ,  *分離 ,  *単量体 ,  浸透流 ,  陰イオン交換 ,  最適化 ,  四重極質量分析 ,  走査電子顕微鏡 ,  光学顕微鏡 ,  吸着平衡 ,  シクロデキストリン
準シソーラス用語： *アキラル ,  *キャピラリー電気泳動-質量分析 ,  *キラル分離 ,  パラメータ最適化 ,  *モノリス固定相 ,  窒素吸着 ,  電気浸透流

分類 (2件)： クロマトグラフィー,電気泳動  (CC01050S) ,  有機化合物の各種分析  (CC08034J)

物質索引 (3件)： 4-ビニルベンジルトリメチルアンモニウム ,  β-シクロデキストリン ,  グリシジルメタクリレート

タイトルに関連する用語 (7件)： β-シクロデキストリン ,  モノリス固定相 ,  正電荷 ,  キャピラリー電気クロマトグラフィー ,  質量分析 ,  酸性 ,  キラル分離