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J-GLOBAL ID：201202285743690747   整理番号：12A0955184

四種の超硬質炭素同素体 第一原理研究

Four superhard carbon allotropes: a first-principles study

著者 (6件)： HE Chaoyu (Xiangtan Univ., Xiangtan, CHN) ,  SUN Lizhong (Xiangtan Univ., Xiangtan, CHN) ,  ZHANG Chunxiao (Xiangtan Univ., Xiangtan, CHN) ,  PENG Xiangyang (Xiangtan Univ., Xiangtan, CHN) ,  ZHANG Kaiwang (Xiangtan Univ., Xiangtan, CHN) ,  ZHONG Jianxin (Xiangtan Univ., Xiangtan, CHN)
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 14  号： 23  ページ： 8410-8414  発行年： 2012年06月21日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 一般化勾配近似による密度汎関数法でsp3混成軌道結合の超硬質炭素同素体を新しく同定した。炭素にはダイヤモンド2種やグラファイト,単斜晶系のM-C,体心立方bct-C4,正方晶系W-C,Z炭素(Cco-C8等とも)の結晶がある。高圧で最も安定なZ炭素同類の単位胞を炭素原子16個以内でモデル化し,最適構造と結晶の空間群,格子定数,密度,結合エネルギー,バンドギャップ,バルク弾性係数,Vickers硬度を計算した。一般的に炭素環状構造が5員環+6員環+7員環の2型と,4員環+6員環+8員環の2型の4種が成立した。[001]方向に見た原子配列は前者の環列の1型だけがアームチェア型,他の3型はジグザグ型である。これらの構造は半導体で,フォノンバンド構造から動的安定性を確認した。これらはグラファイトの適切な加圧で生成するが,理論上は5+6+7員環構造が最も安定である。透明ですべての性質がダイヤモンドに匹敵すると予測する。

シソーラス用語： *炭素 ,  *元素 ,  多形 ,  軌道 ,  *密度汎関数法 ,  第一原理 ,  *相変態 ,  *グラファイト ,  結晶格子 ,  *構造最適化 ,  空間群 ,  格子定数 ,  密度 ,  結合エネルギー ,  バンドギャップ ,  弾性係数 ,  圧縮率 ,  押込硬さ ,  透明度 ,  環状構造 ,  配列 ,  半導体 ,  フォノン ,  バンド構造 ,  *動的安定性
準シソーラス用語： Vickers硬度 ,  フォノン状態 ,  原子配列 ,  *高圧固相変態 ,  混成軌道 ,  単位胞 ,  *同素体 ,  一般化勾配近似

分類 (2件)： 無機化合物一般及び元素  (CD01010D) ,  非金属元素とその化合物の結晶構造  (BK07010N)

タイトルに関連する用語 (5件)： 硬質 ,  炭素 ,  同素体 ,  第一原理 ,  研究