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J-GLOBAL ID:201202285744827614   整理番号:12A1431936

6-ショーガオール及び6-ジンゲロールによるヒト肝癌細胞侵入の阻害の分子機構

Molecular mechanism inhibiting human hepatocarcinoma cell invasion by 6-shogaol and 6-gingerol
著者 (4件):
資料名:
巻: 56  号:ページ: 1304-1314  発行年: 2012年08月 
JST資料番号: H0535A  ISSN: 1613-4125  CODEN: MNFRCV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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Hep3B細胞をショウガ成分である6-ショーガオール及び6-ジンゲロールとともに培養して抗血管新生作用を評価し,その分子機構を調べた。6-ショーガオール及び6-ジンゲロールはマトリックスメタロプロテイナーゼ-2/-9転写を調節することがゼラチンザイモグラフィー及びルシフェラーゼリポーター遺伝子アッセイにより明らかとなった。6-ジンゲロールはウロキナーゼ型プラスミノーゲン活性化因子発現を直接的に減少するが6-ショーガオールによる減少はプラスミノーゲン活性化因子阻害剤1のアップレギュレーションを伴っていた。6-ショーガオールでは10μM及び6-ジンゲロールでは2.5μMを超える濃度ではマイトジェン活性化蛋白質キナーゼ及びPI3K/Akt伝達経路のリン酸化,NF-κB及びSTAT3の転座を有意に阻害した。ヒト臍帯静脈内皮細胞またはラット大動脈でも6-ショーガオールまたは6-ジンゲロールは管形成を弱めた。6-ショーガオール及び6-ジンゲロールは肝細胞癌の侵入及び転移を多様な分子機構で効果的に阻害した。
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分類 (2件):
分類
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調味料,香辛料  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 

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