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J-GLOBAL ID：201202285759185392   整理番号：12A1723026

溶存有機物の構造と反応性における最近の進歩:非分離天然有機物と選定したモデル化合物の放射線化学

Recent advances in structure and reactivity of dissolved organic matter: radiation chemistry of non-isolated natural organic matter and selected model compounds

著者 (6件)： AYATOLLAHI Shakiba (Univ. California, CA, USA) ,  KALNINA Daina (Riga Technical Univ., Riga, LVA) ,  SONG Weihua (Fudan Univ., Shanghai, CHN) ,  COTTRELL Barbara A. (Univ. Toronto, ON, CAN) ,  GONSIOR Michael (Univ. Maryland, MD, USA) ,  COOPER William J. (Univ. California, CA, USA)
資料名： Water Science & Technology  (Water Science & Technology)
巻： 66  号： 9  ページ： 1941-1949  発行年： 2012年 
JST資料番号： A0070A  ISSN： 0273-1223  CODEN： WSTED4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 天然水中で重要な役割を果たしている天然有機物(NOM)の特性はその複雑な分子構造のために,十分解明されていない。このために,植物フェノール系化合物がNOM生成に関係することから,モデル化合物として構造が異なり植物に多く含まれる9種類のフェノール系化合物(フェノール,カテコール,レゾルシノール,チロゾール,バニリン酸,シリンギン酸,けい皮酸,p-けい皮酸とカフェイン酸)を選定して,放射線化学,酸化化学と過渡吸収スペクトルを用いて調べた。また,米国Black川のNOMについても同様に調べた。電子パルス放射線分解による過渡吸収スペクトルの結果は,NOMではラジカル中間体が非常に長かったが,9つのモデル化合物ではこの現象を再現できず,NOMの構造を理解するためには,より複雑な化合物を調べる必要があった。

シソーラス用語： 水質汚濁 ,  水質汚濁物質 ,  *有機物 ,  *放射線化学 ,  天然水 ,  キャラクタリゼーション ,  分子構造 ,  反応性 ,  *フェノール類 ,  モデル化合物 ,  過渡吸収スペクトル ,  パルス放射線分解 ,  反応中間体 ,  多価フェノール ,  オレフィン化合物 ,  不飽和カルボン酸 ,  芳香族化合物 ,  芳香族カルボン酸 ,  フェノールエーテル ,  ヒドロキシ酸
準シソーラス用語： *天然有機物 ,  溶存有機物

分類 (3件)： 分解反応  (CF02080P) ,  水質汚濁一般  (SB02010U) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W)

物質索引 (9件)： 4-ヒドロキシけい皮酸 ,  カテコール ,  カフェイン酸 ,  けい皮酸 ,  シリンギン酸 ,  チロゾール ,  バニリン酸 ,  フェノール ,  レゾルシノール

タイトルに関連する用語 (6件)： 溶存有機物 ,  反応性 ,  天然有機物 ,  選定 ,  モデル化合物 ,  放射線化学