抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究は,原子化セルとしてニッケル管(NiT)と石英管(QT)を利用する熱スプレーフレーム炉原子吸光分光法(TS-FF-AAS)による金の新規定量分析法の開発を報告する。フローインジェクション操作パラメーターの試薬濃度とQTのサイスの変化を含む実験を行,感度を最適化した。QTの利用が,同じ操作条件下でニッケル管と比べるとき,金の感度を増すことが観察された。高濃度の塩酸溶液が運搬剤として最良の性能を示したので,NiTと比べるとき,石英管が鉱酸による腐食に対する耐性のために望ましかった。また,QTの内直径を変化させたとき,細い管が感度の重要な改良を示した。最適条件下での主な性能指数は,試料の大量処理性能のすぐれた改良の追加によって黒鉛炉原子吸光分光法のそれに近接する値を示した。それらの値は,LOD(3s)の0.004μgmL
-1,感度の0.306(μgmL
-1)
-1,RSD%(n=10,1μgmL
-1)の2.5,直線範囲の0.01-4μgmL
-1,及び大量処理性能の72h
-1であった。本法を利用してホメオパシー医薬品中の金の定量を試料の消化分解を必要とせずに行った。分析結果の検証を示す。感度の改良のための戦略的鍵としての原子化セルの役割に最も関係する知見を議論する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.