抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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気候変動と化石燃料枯渇の可能性から化石燃料の効率的な利用と再生エネルギー利用が重要になっている。ドイツ国のハンブルグ市のElbcampusにある建築関連のエネルギー技術者訓練センターに設置された太陽熱-氷蓄熱器及びガス吸収ヒートポンプから構成されるシステムについて概説した。このセンターでは約1.8万m
2の暖房を実施すると共に夏季には部分的に冷房も行っている。この他に内燃機関発電設備と圧縮式冷凍機も設置されている。再生エネルギーの利用を図ると共に夏季には天井のコンクリート熱容量を利用した冷房を実施している。更に冬季には夏季に蓄熱した熱を暖房用のガス吸収ヒートポンプの支援に利用していることを示した。他の熱発生器との効率の比較結果も示した。