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J-GLOBAL ID：201202286008861100   整理番号：12A1720404

カチオン交換をシミュレーションするためのHP1およびUCODEを用いた水力学,溶質輸送およびカチオン交換のパラメータの逆最適化

Inverse optimization of hydraulic, solute transport, and cation exchange parameters using HP1 and UCODE to simulate cation exchange

著者 (4件)： JACQUES Diederik (Inst. for Environment, Health, and Safety, Belgian Nuclear Res. Centre (SCK・CEN), Mol, BEL) ,  SMITH Chris (CSIRO Land and Water, Canberra, ACT, AUS) ,  SIMUNEK Jiri (Univ. of California Riverside, Riverside, CA, USA) ,  SMILES David (CSIRO Land and Water, Canberra, ACT, AUS)
資料名： Journal of Contaminant Hydrology  (Journal of Contaminant Hydrology)
巻： 142-143  ページ： 109-125  発行年： 2012年11月 
JST資料番号： E0688B  ISSN： 0169-7722  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 反応・輸送のモデル化は,複雑な地球化学的関連性を持つシステムを評価するための強力なツールである。然しながら,パラメータは,必ずしも,直接計測できない。本研究は,一過性の不飽和水流および溶解質の輸送を伴う実験データセットから水文学,輸送,および地球化学のパラメータを得るために,自動逆最適化(または,校正)アルゴリズムを用いた最初の試みの一つである。データは,種々な時間で終了する水平な土壌カラム中での水吸着における主要なカチオン(Na,K,Mg,Ca)の輸送に関する前回公表した管理された実験室実験から得たものである。実験データは,水分含有量(θ),Cl濃度,および主要なカチオンの全水溶液と吸収された濃度の深さのプロファイルから成る。データセットと,反応・輸送モデルのHP1および一般的最適化コードのUCODEを用いて,幾つかのパラメータを最適化した。土壌の水理および溶解質の輸送のパラメータも最適化したが,土壌カラムが撹乱土壌から作られているため,研究は,主に,地球化学パラメータに焦点を当てた。2つの交換モデル(GaponとRothmund-Kornfeld)について,カチオン交換容量およびカチオン交換係数を最適化した。結果は,Rothmund-Kornfeldのモデルのフィットが若干良いが,校正した両方のモデルが実験データを満足に説明することを示唆する。然しながら,情報量および表面応答性解析は,Gaponのモデルのパラメータが良く同定可能であるのに対して,Rothmund-Kornfeldのモデルパラメータは強く相関したことを示した。校正された地球化学パラメータを,独立のデータセットを用いて検証した。同定可能性の解析と一致して,Gaponの方法が,Rothmund-Kornfeldのモデルよりも,土壌溶液中と交換サイトで測定した主要カチオン濃度の計算の点でより良好であった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *地球化学 ,  *陽イオン交換 ,  シミュレーション ,  モデリング ,  土壌溶液 ,  水力学 ,  物質移動 ,  *システム同定 ,  最適化
準シソーラス用語： *パラメータ同定

分類 (1件)： 地球化学一般  (DD01010E)

タイトルに関連する用語 (8件)： カチオン交換 ,  シミュレーション ,  HP1 ,  ucode ,  水力学 ,  溶質輸送 ,  パラメータ ,  最適化