抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
第二班の調査は,アセラ・エクスプレス乗車,ニューヨーク地下鉄(MTA)訪問,JRニューヨーク事務所講義とニューヨークを中心としたものである。アセラ・エクスプレスの運行区間のうち,ボストン~ニューヘイブン間は高速運転対応になっていて,240km/hに達する区間はあるものの高速列車専用ではなく在来線である。ニューヘイブン~ニューヨーク間は通勤列車と同じ線を走るため大幅な徐行を余儀なくされている。また,ニューヨーク~ワシントンDCでは,古い設備が残っているため最高速度は215km/h程度であった。しかし,車内設備はビジネス客を考慮し,シートピッチが大きく,ノートパソコンを置ける大きなテーブルがある。8両編成のうち,機関車2両,Cafeカーが1両連結されていて,客車は5両となっている。ニューヨーク市地下鉄は,アメリカ国内で最古かつ最大規模の鉄道網で,1日当たりの輸送量は650万人ということで,この鉄道網なしにニューヨークの交通は成り立たないそうである。過去60年間,アメリカはハイウェイとともに発展してきたが,ニューヨーク市だけは例外となっている。ニューヨーク市地下鉄の運行・整備状況などについて紹介した。(続く)