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J-GLOBAL ID:201202286086396961   整理番号:12A1226216

フィンランドの種苗場のシャクナゲで見られた疫病菌の同定と潜在的な病原性

Identity and potential pathogenicity of Phytophthora species found on symptomatic Rhododendron plants in a Finnish nursery
著者 (7件):
資料名:
巻: 34  号:ページ: 255-267  発行年: 2012年04月 
JST資料番号: W1890A  ISSN: 0706-0661  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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大規模なフィンランドの種苗場から,PCRスクリーニングに基づき,Phytophthoraを保菌していることが分かっているツツジ属植物から微生物の分離を試みた。近くの水路からもサンプリングした。多様な北欧の植物のPhytophthora感受性について検討した。ツツジ属植物から回収された分離株はP.ramorum,P.cactorum,P.plurivora,P.piniおよびPestalotiopsis sp.などであった。近くの水路からのサンプルはPhytophthoraに汚染されていなかった。感染テストでは,ここで発見されたすべてのPhytophthoraはツツジ属に病原性を示したが,Pinus sylvestrisおよびQuercus roburに対しては非病原性であった。疫病菌Phytophthora plurivoraはBetula pendula,Alnus glutinosa, Picea abies, Viburnum lentago,Vaccinium myrtillus,V.uliginosum,V.angustifoliumおよびFragaria×ananassaに感染した。後4種はこの病原菌に対し,初めて宿主として記録された。Phytophthora ramorumは,B.pendula,A.glutinosaおよびV.uliginosumに対し小さな病変を引き起こし,Rhododendron,Viburnum lentago,V.lantana,Vaccinium myrtillusおよびV.angustifoliumに対しては重篤な病変を引き起こした。Phytophthora piniはテストした大部分の植物に病原性を示した。マイクロサテライト分析で,P.ramorumのすべての分離株がEU1系に属していることが分かった。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
花き・花木  ,  菌類による植物病害 

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