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J-GLOBAL ID：201202286233314313   整理番号：12A1187460

ガスクロマトグラフィー/質量分析を使用して同定したポリウレタン積層接着剤中の移行成分

Migrating components in a polyurethane laminating adhesive identified using gas chromatography/mass spectrometry

著者 (4件)： ATHENSTAEDT Behnusch (Univ. Duisburg-Essen, Essen, DEU) ,  ATHENSTAEDT Behnusch (Fresenius Medical Care Deutschland GmbH, St. Wendel, DEU) ,  FUENFROCKEN Michael (Fresenius Medical Care Deutschland GmbH, St. Wendel, DEU) ,  SCHMIDT Torsten C. (Univ. Duisburg-Essen, Essen, DEU)
資料名： Rapid Communications in Mass Spectrometry  (Rapid Communications in Mass Spectrometry)
巻： 26  号： 16  ページ： 1810-1816  発行年： 2012年08月30日 
JST資料番号： T0695A  ISSN： 0951-4198  CODEN： RCMSEF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 電子衝撃イオン化及び化学イオン化を用いたGC-MS分析とLC-ESI-MSを用いて耐滅菌多層膜包装材料に使用されているポリウレタン積層接着剤中の水溶液移行成分を同定した。試験袋(17×17cm,接触面積600cm²)にリン酸塩緩衝液(pH6)100mlを入れて密封し,オートクレーブで1h,121°C処理した。処理した緩衝液100gをクロロホルム4gで抽出し,クロロホルム相をGC-MS分析で分析した。LC-ESI-MSはオートクレーブ処理した緩衝液を直接分析した。GC-MS分析で13種類の移行成分を検出し,11成分はアジピン酸,イソフタル酸とエチレングリコール,ジエチレングリコールとの反応で副生した環状エステルであることが質量スペクトルより分かった。イソフタル酸とテトラエチレングリコールとの環状エステル並びにイソホロンジイソシアナート(IPDI)とメタノールとの反応生成物も同定した。

シソーラス用語： *ポリウレタン ,  *フィルム接着剤 ,  プラスチックフィルム ,  包装材料 ,  複合フィルム ,  *マイグレーション【化学物質】 ,  同定 ,  オートクレーブ ,  液液抽出 ,  試料調製 ,  *GC-MS分析 ,  電子衝撃イオン化質量分析 ,  化学イオン化質量分析 ,  *HPLC-MS分析 ,  エレクトロスプレイイオン化質量分析 ,  質量スペクトル ,  食品汚染
準シソーラス用語： 食品包装フィルム

分類 (3件)： 有機化合物の各種分析  (CC08034J) ,  ポリウレタン  (YH07130G) ,  接着剤の性質・試験  (YK02000Q)

タイトルに関連する用語 (6件)： ガスクロマトグラフィー ,  質量分析 ,  同定 ,  ポリウレタン ,  接着剤 ,  移行