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J-GLOBAL ID:201202286246580446   整理番号:12A1510590

食品廃棄物の嫌気性処理に由来する消化物で改良した土壌からの温室ガス(GHG)排出量

Greenhouse gas (GHG) emissions from soils amended with digestate derived from anaerobic treatment of food waste
著者 (8件):
資料名:
巻: 26  号: 20  ページ: 2422-2430  発行年: 2012年10月30日 
JST資料番号: T0695A  ISSN: 0951-4198  CODEN: RCMSEF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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未処理土壌と食品廃棄物の嫌気性処理に由来する消化物で改良した土壌からの温室ガス(GHG)排出量を比較,評価した。15Nと13Cの土壌と草本の安定同位体濃縮を評価してC及びNアベイラビリティに対する消化物散布の効果も調べた。Rothamsted Reseach,North Wyke(南西イングランド)の草原土壌をHolsworthyのAndigestionバイオガスプラントから採取した消化物で改良した。実験地点(5×3m)を3区画(GHG排出量測定;1×3m,土壌採取;2×3m,草本採取;2×3m)に分割し,1011年の5,6及び9月に全区画の草原表面に消化物を0.99~1.04l m-2(80kgN ha-1に相当)散布した。消化物,土壌及び草本試料の含水量,全C,水溶性有機炭素,全N,無機N(硝酸態N,アンモニア態N),δ13C値,δ15N値を同位体比質量分析計(SerCon 20-22)に接続した元素分析計(Carlo Erba NA2000)などで測定した。消化物の土壌散布でCO2排出量が増加し,CH4及びN2O排出量は変化しなかったが,この結果については実験した期間が異常に乾燥していたことを考慮する必要がある。草本収穫量は乾燥重量で未処理対照区画の0.282kg m-2から0.565kg m-2に増大し,農地への肥料としての消化物の散布が有効であることを示唆している。
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分類 (4件):
分類
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土壌管理  ,  肥料一般  ,  スラッジ処理・処分  ,  その他の物質の各種分析 
物質索引 (1件):
物質索引
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