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J-GLOBAL ID:201202286287244876   整理番号:12A0568595

スペーサ-受容体相互作用が二価の配位子-受容体錯体の安定性に及ぼす影響

Influence of Spacer-Receptor Interactions on the Stability of Bivalent Ligand-Receptor Complexes
著者 (6件):
資料名:
巻: 116  号:ページ: 2595-2604  発行年: 2012年03月01日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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柔軟性高分子スペーサ(S)が二個の結紮単位を共有結合連結した二価配位子を結合することによって形成した配位子-受容体錯体が単量体配位子を用いて形成した対応錯体よりも安定であることを実験は示した。この「増強効果」を合理化する分子モデルは提供されており,その分子モデルはS-受容体(S-R)相互作用を無視しているが,S-R相互作用は錯体の相対的安定性に実質的に影響を及ぼしている。ここでは,原型の二価錯体中S-R相互作用の影響を評価するため設計した計算研究を示し,実験と結果を比較した。結合部位の丘(または窪み)を有する等高線R面によって生体系の一般的特徴を模倣するS-R相互作用をモデル化した。S-R相互作用を消す想像上の限界で実験観察するように増強効果は著しかった。厳しい斥力S-R相互作用(剛体R面)に対して,増強効果は消えるまたは逆でさえある。R面が凸状(すなわち,結合部位間で立ち上がる)であればこれは特異的であり,一方,増強効果はR面が凹状であればわずか中程度に縮減される。交代に,R面に近い弱S-R引力は増強効果を増すことができる。大きな増強効果は両方の特徴:凸状R面+弱S-R相互作用が存在すれば唯一観察されることを結論付けた。弱S-R相互作用はポリエチレングリコール(PEG)のようなS材料について起こり,PEGは弱疎水性であり,しかるに蛋白質表面に引き付けられる。大きな増強効果を有する多価錯体を設計する指針も提供できる単一の鍵となるパラメータによって二価結合の増強を特性化できることを示した。
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分類 (1件):
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分子化合物 

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