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J-GLOBAL ID:201202286313034400   整理番号:12A0608320

コチョウラン(Doritaenopsis)「山梨2号」,「山梨3号」の育成

著者 (7件):
資料名:
号:ページ: 39-42  発行年: 2012年03月31日 
JST資料番号: L1602B  ISSN: 1881-7726  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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コチョウランは,山梨県の鉢花生産額において第1位の主要鉢花であり,近年の国内外の産地間競争の激化や景気低迷による鉢花需要の冷え込みにより,市場価格は大幅な下落傾向にあり,生産者の経営は年々厳しくなってきている。そこで,生産者の収益向上に寄与するため,小型品種「山梨1号」を育成した。さらに,今回は,小型コチョウラン品種の品揃えの充実を目指し,「山梨2号」,「山梨3号」を育成した。「山梨2号」,「山梨3号」の交配は,母親に斜上に伸びた花茎に10~20輪の花を着け,少輪多花性小型交配種の作出に用いられてきた原種,Phalaenopsis equestrisを用い,花粉親には,垂直に伸びた花茎に20輪以上の花をつけ,株が強健で栽培しやすい小輪多花の原種,Doritis pulcherrimaを用いた。両品種は,3倍体で両親に比べ花持ちが極端に良い。また,両品種は,花色に違いがあり,「山梨2号」は明るい赤紫の単色でリップの色が濃く,「山梨3号」は全体的に赤色が薄く,特に花下半分が薄い色合いである。しかし,これら両品種は,温度処理による開花誘導が難しいことから,フラスコ出しの時期と花茎の切断による開花期の調整技術の検討を行う必要がある。今後は,両品種について,市場出荷に有利な時期に開花させるための温度,光,フラスコ出し時期などの栽培条件を明らかする必要性が示唆された。
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分類 (2件):
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作物の品種改良  ,  花き・花木 
引用文献 (7件):
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