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J-GLOBAL ID：201202286323215713   整理番号：12A0706767

ニトロゲナーゼにより触媒されるN₂還元のための反応経路と動力学的スキームの統合

Unification of reaction pathway and kinetic scheme for N₂ reduction catalyzed by nitrogenase

著者 (6件)： LUKOYANOV Dmitriy (Northwestern Univ., IL) ,  YANG Zhi-Yong (Utah State Univ., UT) ,  BARNEY Brett M. (Utah State Univ., UT) ,  DEAN Dennis R. (Virginia Tech, VA) ,  SEEFELDT Lance C. (Utah State Univ., UT) ,  HOFFMAN Brian M. (Northwestern Univ., IL)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 109  号： 15  ページ： 5583-5587  発行年： 2012年04月10日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： N₂の2つのNH₃分子への還元(窒素固定)は酵素ニトロゲナーゼにより触媒される。この基質結合は有機金属錯体FeMo-補酵素(FeMo-co)で起こる。修飾ニトロゲナーゼMoFe蛋白質のターンオーバー中の急速凍結は共通S=1/2中間体Iを示す。今回,QバンドCW EPR法と⁹⁵Mo ESEEM法を用い,これらの試料は第二の共通中間体Hを含むことを示した。中間体HはFeMo-coが基底状態非Kramersダブレットを持つEPR活性整数スピン状態にある時に観察した。Hは,FeMo-coに結合したNH₂を持ち,7電子/プロトンの蓄積と最初のNH₃の遊離の後に生成する状態,N₂水素化の二番目の中間体に対応すると結論した。一方,中間体Iは,静止状態FeMo-coの遊離と再生前でNH₃がまだFeMo-coに結合しており,8つの電子/プロトンの蓄積後に生成する状態,N₂還元の最終中間体に対応すると結論した。

シソーラス用語： 反応系 ,  還元 ,  補酵素 ,  *ニトロゲナーゼ【EC1.18.6.1】 ,  中間体 ,  ESR【磁気共鳴】 ,  変調分光法 ,  基底状態 ,  金属錯体 ,  二重項 ,  *分子動力学
準シソーラス用語： ESEEM ,  モリブデン鉄蛋白質 ,  鉄モリブデン補酵素 ,  有機金属錯体

分類 (1件)： 補酵素  (EB09020O)

タイトルに関連する用語 (7件)： 触媒 ,  N2 ,  還元 ,  反応経路 ,  動力学 ,  スキーム ,  統合