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J-GLOBAL ID:201202286434290749   整理番号:12A1166547

クリ(Castanea crenata Sieb.et Zucc.)雌花の胚珠発達中における花柱誘導組織の分化

Differentiation of Stylar Transmitting Tissue during Ovule Development in Female Flowers of Japanese Chestnut (Castanea crenata Sieb. et Zucc.)
著者 (4件):
資料名:
巻: 81  号:ページ: 234-238 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: F0626A  ISSN: 1882-3351  CODEN: EGKZA9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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クリ雌花の解剖学的特徴と受精過程を理解するため,花柱誘導組織の分化について調べた。子房基部~花柱の連続横断面の観察から,7つの花柱が7つの隔壁により分かれて形成されていることがわかった。花柱誘導組織は隣り合った2つの隔壁が繋がる境界領域に出現した。各花柱の表皮細胞は花柱誘導組織を囲む皮質柔組織から分化し,花柱はそれぞれ花器発達中に円柱状に伸張した。固体型の花柱誘導組織は柱頭頂部に認められた。太く短く軸を有する倒生の胚珠が花柱の下の胎座の表面にぶら下がっていた。花柱誘導組織の末端から胚珠の頂点までの間隔には,花粉管が移動するための道筋は認められなかった。この間隔は花粉管成長に重要なものかもしれないと考えた。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
分類
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発生,成長,分化 
引用文献 (12件):
  • Ciampolini, F., C. Faleri, D. Dipietro and M. Cresti. 1996. Structural and cytochemical characteristics of the stigma and style in Vitis vinifera L. var. Sangiovese (Vitaceae). Ann. Bot. 78: 759–764.
  • Considine, J. A. and R. B. Knox. 1979. Development and histochemistry of the pistil of the grape, Vitis vinifera. Ann. Bot. 43: 11–22.
  • Erbar, C. 2003. Pollen tube transmitting tissue: place of competition of male gametophytes. Int. J. Plant Sci. 164: S265–S277.
  • Heslop-Harrison, Y. and K. R. Shivanna. 1977. The receptive surface of the angiosperm stigma. Ann. Bot. 41: 1233–1258.
  • Maheshwari, P. 1950. An introduction to the embryology of angiosperms. McGraw-Hill, New York.
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