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J-GLOBAL ID：201202286488425879   整理番号：12A0637551

ネクチン1のエクトドメインシェディングは樹状突起棘密度の維持を調節する

Ectodomain shedding of nectin-1 regulates the maintenance of dendritic spine density

著者 (4件)： LIM Seung T. (Georgetown Univ. Medical Center, Washington, District of Columbia, USA) ,  CHANG Allison (Georgetown Univ. Medical Center, Washington, District of Columbia, USA) ,  GIULIANO Rita E. (Univ. Rochester School of Medicine and Dentistry, New York, USA) ,  FEDEROFF Howard J. (Georgetown Univ. Medical Center, Washington, District of Columbia, USA)
資料名： Journal of Neurochemistry  (Journal of Neurochemistry)
巻： 120  号： 5/6  ページ： 741-751  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： B0504B  ISSN： 0022-3042  CODEN： JONRA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 著者等は,シナプスのリモデリングとの関連で,in vtro及びin vivoにおいてネクチン1のプロセッシングを解析した。ラットの培養海馬ニューロンを用いて,ネクチン1の各エクトドメインのシナプス形成における役割を比較したところ,ネクチン1は細胞-細胞接着間隙に関与するCa²⁺非依存性免疫グロブリン様蛋白質分子であることが分かった。ネクチン1にはエクトドメイン内に2箇所の異なる開裂部位があり,アラニンスキャンニング変異法により,エクトドメイン開裂を不能にする2箇所の点変異を同定した。これらの変異の発現は樹状突起きょくの密度を有意に変化させた。これらから著者等は,ネクチン1のエクトドメイン・シェディングは樹状突起きょくの密度と,関連するシナプス機能を調節していると結論した。

シソーラス用語： *樹状突起 ,  *細胞接着分子 ,  膜貫通タンパク質 ,  細胞生理 ,  タンパク質分解 ,  シナプス ,  タンパク質プロセシング ,  ラット ,  培養細胞 ,  ニューロン ,  海馬 ,  カルシウム ,  免疫グロブリン ,  突然変異 ,  マウス
準シソーラス用語： エクトドメイン ,  シェディング ,  *ネクチン1 ,  リモデリング ,  海馬ニューロン ,  *樹状突起棘

分類 (2件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  生物学的機能  (EB03040U)

タイトルに関連する用語 (5件)： ネクチン ,  エクトドメインシェディング ,  樹状突起棘 ,  密度 ,  調節