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J-GLOBAL ID：201202286488547508   整理番号：12A1099706

石英結晶分析計を用いたリアルタイムの高感度不斉分析法の開発

Development of real-time sensitive chiral analysis technique using quartz crystal analyzer

著者 (4件)： KIM Jong Min (Dep. of Chemical Engineering, Dong-A Univ., Busan 604-714, KOR) ,  CHANG Sang-mok (Dep. of Chemical Engineering, Dong-A Univ., Busan 604-714, KOR) ,  HE Xin-kuai (School of Packaging and Materials Engineering, Hunan Univ. of Technol., Zhuzhou 412007, CHN) ,  KIM Woo-sik (Dep. of Chemical Engineering, Kyung Hee Univ., Kyungki-do 446-701, KOR)
資料名： Sensors and Actuators. B. Chemical  (Sensors and Actuators. B. Chemical)
巻： 171-172  ページ： 478-485  発行年： 2012年08月 
JST資料番号： T0967A  ISSN： 0925-4005  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高速,高感度不斉センシング法を,アミド型のS-MA誘導体により修飾した石英結晶微量天秤(QCM)を用いたマンデル酸(MA)の不斉識別で開発した。修飾後,ターゲットのR-MAおよびS-MAに暴露された際の応答の差異を,10μM~3mMの低濃度範囲を用いて新しい分析法で測定した。所定のターゲット濃度に関し,S-MAとR-MA間の不斉識別係数は,標準の振動測定を用いた際5.7であった。驚くべきことに,新しいセンシング法は,同じ実験条件下で付加的なパラメータに基づき最大9.4までの不斉識別係数を生成した。また,エナンチオマと不斉選別器間の相互作用特性をF-Rモデルを用いて詳細に検討した。新しいセンシング法の主要な利点は,短い検出時間を要求するリアルタイム法に基づくことであり,10~300μM濃度範囲内で高感度であることであった。低濃度のターゲットに対する優れた選択性は,新しい分析法がターゲットのエナンチオマと選別器間の分子間結合特性の機械的差異を明らかにしたことに因るものであった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *微量天秤 ,  石英 ,  *センサ ,  水晶振動子 ,  電極過程 ,  電極材料 ,  金電極 ,  *光学異性 ,  *検出 ,  ヒドロキシ酸 ,  *第二アルコール ,  芳香族化合物 ,  化合物 ,  接触角 ,  分子認識 ,  化学修飾 ,  第一アミン ,  芳香族アミン ,  *チオール ,  エーテル ,  カルバミド酸エステル ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  不斉反応 ,  電気抵抗 ,  *エナンチオマ ,  選択性
準シソーラス用語： *QCMセンサ ,  マンデル酸誘導体 ,  *石英結晶微量天秤 ,  *不斉検出 ,  分子識別 ,  誘導体

分類 (3件)： 分析機器  (CC02020S) ,  電極過程  (CB07040U) ,  芳香族単環アルコール  (CF05070Z)

物質索引 (3件)： 4-アミノチオフェノール ,  EEDQ ,  マンデル酸

タイトルに関連する用語 (7件)： 石英 ,  結晶 ,  分析計 ,  リアルタイム ,  高感度 ,  分析法 ,  開発