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J-GLOBAL ID:201202286498825069   整理番号:12A1515499

独特な四員窒素環(テトラアゼチジン)ラジカルカチオンの生成

Formation of an Unusual Four-Membered Nitrogen Ring (Tetrazetidine) Radical Cation
著者 (4件):
資料名:
巻: 134  号: 39  ページ: 16188-16196  発行年: 2012年10月03日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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DIAD(アゾジカルボン酸ジイソプロピル)もしくはDEAD(アゾジカルボン酸ジエチル)のトルエンまたはテトラヒドロフランに溶解した濃厚溶液の何れかとトリフェニルホスフィンを0~25°Cで反応させたところ,9-ラインEPR(電子常磁性共鳴)スペクトルを示すラジカル種が生成した。EPRスペクトルとDFT計算から,捕えどころのない環状N4環系をもつテトラアゼチジンテトラカルボン酸テトラアルキルラジカルカチオンの生成を確認した。N-C結合周りの遅い回転が明らかな対称性分子内の4つの窒素核種に非等価性をもたらしていた。正確にEPRライン形状を再生できない原因として若干異なる14窒素,プロトン超微細カップリングをもつ4つの可能な回転異性体群が考えられた。ラジカルは長寿命であり,生成後室温で3時間放置しても安定であった。トリエチルアミン存在下では安定であったが,プロトン性溶媒もしくは酸を添加すると直ちに分解した。Rauhut-CurrierもしくはMorita-Baylis-Hillman反応のラジカル版を基本とする反応機構を提起した。
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分類 (1件):
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四員複素環化合物 
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