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J-GLOBAL ID：201202286592455585   整理番号：12A1164321

電気化学的環境中での立方体および四面体Ptナノ粒子の溶解の原子間力顕微鏡法

Atomic Force Microscopy of the Dissolution of Cubic and Tetrahedral Pt Nanoparticles in Electrochemical Environments

著者 (3件)： ONOCHI Yusaku (Chiba Univ., Chiba, JPN) ,  NAKAMURA Masashi (Chiba Univ., Chiba, JPN) ,  HOSHI Nagahiro (Chiba Univ., Chiba, JPN)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 116  号： 28  ページ： 15134-15140  発行年： 2012年07月19日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Ptナノ粒子は高分子電解質燃料電池(PEMFC)の電極触媒として用いられているが,電池作動時に,PEMFCのカソードでPtナノ粒子が溶解して凝集し,電池効率を低下させるという問題があった。本稿では,0.1MのNaCIO₄中で立方形と四面体のPtナノ粒子の溶解挙動について,in situ原子間力顕微鏡を用いて検討した。Ptナノ粒子はポテンシャルサイクル0.0と1.1V(Ag/AgCl)の間で溶解した。ナノ粒子の側面は上部より早く溶解した。立方形Ptナノ粒子は200サイクルまでは変化せず,600サイクル後に初期の高さの80%に収縮した。また,四面体Ptナノ粒子は頂点から溶解し,300サイクル後には上部にはテラスが形成された。

シソーラス用語： 多面体 ,  四面体 ,  *ナノ粒子 ,  *溶解 ,  *原子間力顕微鏡 ,  *固体高分子形燃料電池 ,  電極触媒 ,  カソード ,  凝集 ,  性能 ,  ナトリウム化合物 ,  次亜塩素酸塩 ,  収縮 ,  繰返し試験 ,  透過型電子顕微鏡 ,  電子顕微鏡観察 ,  ボルタンメトリー ,  図表 ,  電気化学
準シソーラス用語： ボルタモグラム ,  次亜塩素酸ナトリウム ,  電池性能 ,  *白金ナノ粒子 ,  立方体

分類 (3件)： 燃料電池  (YB04040V) ,  コロイド化学一般  (CB11010C) ,  貴金属触媒  (CB06122I)

タイトルに関連する用語 (5件)： 立方体 ,  四面体 ,  Ptナノ粒子 ,  溶解 ,  原子間力顕微鏡法