抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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名古屋港における近年の対中国貿易の推移を紹介する。1989年~2010年の間に名古屋港での外国貿易貨物量の推移は,全世界向け輸出量が2倍弱の伸びであったのに対し,対中国輸出量は8倍に増えた。コンテナ貨物量は,輸出コンテナが14倍,輸入コンテナが26倍に増加した。対中輸出品の構成は,食料工業品や繊維等の軽工業品の比率を下げ,重化学工業製品の比重を高めながら,近年では完成車より自動車部品,鉄鋼よりより鋼材,再利用資材へと変化している。対中輸入品は,原油・石油製品・非金属鉱物・石炭から,衣服や家具などの日用品・電気機械・自動車部品へと変化している。名古屋港における対中貿易量の8割以上がコンテナ貨物で,中国コンテナ航路はますます重要となっている。