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J-GLOBAL ID:201202286618751846   整理番号:12A0546514

コムギの根,葉及び減数分裂組織にて発現されている遺伝子のウイルス誘導遺伝子沈黙化(VIGS)

Virus-induced gene silencing (VIGS) of genes expressed in root, leaf, and meiotic tissues of wheat
著者 (8件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 143-156  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: W1379A  ISSN: 1438-793X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ムギ斑葉モザイクウイルス(BSMV)に基づいたウイルス誘導遺伝子沈黙化(VIGS)はコムギ葉での遺伝子の迅速的機能分析に対して有効な戦略である,しかし遺伝子を一過性に発現していること,並びに根,花及び発達している穀粒を含む他の組織での沈黙化,の効用が単子葉植物にて証明されていない。著者らは組織特異的遺伝子の特性化に対してVIGSの有用性を拡大するため,各種コムギ組織での一過性発現ベクター及び沈黙遺伝子としてBSMVの有用性の証明に緑色蛍光蛋白質(GFP)発現を監視した。coronatine insensitive 1(COI1)に対してデザイン化したアンチセンス構築体は根の長さにて26%縮小を伴った根でのCOI1転写体レベルで85%低下を示した。同様に,アンチセンス及びヘアピン構築体による種子特異的granule-bound starch synthaseの沈黙化は発達している穀粒のアミロース含量にて82%までの減少となった。アンチセンス構築体によるdisrupted meiosis cDNA 1(DMC1)のコムギ相同体の沈黙化により証明された減数分裂特異的遺伝子のVIGSは中期Iで37.2一価の平均を伴うDMC1転写体レベルにて75-80%低下となった。ウイルスに基づいた一過性GFP発現は播種後10-17日で葉,ふるい部及び根皮層で観察された。新奇の観察は第1自家受粉世代子孫の8-11%がVIGS遺伝を示し,この割合が第2世代で53-72%及び第3世代で90-100%へ増大したこととなった。ウイルス症状は子孫にてまったく観察されなかったことからVIGSによる農業特性を検討することが可能である。VIGS遺伝子は種子発芽または初期植物生長の他の段階の間発現している遺伝子を検討するのに特に有用である。Copyright 2011 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物の生化学  ,  遺伝子発現  ,  作物の品種改良 

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