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J-GLOBAL ID：201202286706025101   整理番号：12A0748245

OpenCLによる四倍精度行列積の高速化

Acceleration of Matrix Multiplication in Double-Double Precision by OpenCL

著者 (2件)： 中村光典 (会津大) ,  中里直人 (会津大)
資料名： 情報処理学会研究報告(CD-ROM)
巻： 2011  号： 6  ページ： ROMBUNNO.HPC-133,NO.27  発行年： 2012年04月15日 
JST資料番号： Z0031C  ISSN： 2186-2583  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 四倍精度演算の実装方法として二つの倍精度数を用いてエミュレートするものがあるが,このエミュレーションによる実装を利用した場合,一度の四倍精度演算に多くの倍精度演算が必要となる。そのため,常用するには高速化が望ましい。本研究ではOpenCLを利用した並列処理による四倍精度行列積の高速化を目指し,その応用としてLU分解の高速化も行った。mpackライブラリと比較すると我々のOpenCLによる行列積はGPUでは約350倍,マルチコアCPUでは約21倍の性能を評価でき,またLU分解においてはGPU,マルチコアCPUともに約10倍に近い高速化を実現した。(著者抄録)

シソーラス用語： *並列処理 ,  *フレームワーク【ソフトウェア開発】 ,  ヘテロコンピュータシステム ,  エミュレーション ,  精度 ,  高速化 ,  *LU分解 ,  マイクロプロセッサ ,  専用プロセッサ ,  性能評価
準シソーラス用語： GPU【プロセッサ】 ,  マルチコアプロセッサ ,  OpenCL

分類 (3件)： ディジタル計算機方式一般  (JC02010O) ,  計算機システム開発  (JD02010R) ,  数値計算  (JE02000J)

タイトルに関連する用語 (3件)： OpenCL ,  行列積 ,  高速化