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J-GLOBAL ID:201202286717815830   整理番号:12A0444078

ER-標的カルシウム結合ペプチドはArabidopsisにおけるCIPK6介在で塩及び乾燥耐性を付与する

An ER-targeted calcium-binding peptide confers salt and drought tolerance mediated by CIPK6 in Arabidopsis
著者 (5件):
資料名:
巻: 235  号:ページ: 539-552  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: C0607A  ISSN: 0032-0935  CODEN: PLANAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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種々の植物オルガネラは細胞質と比較してCa2+の高内部貯蔵を有し,ストレス応答又はシグナル伝達で独立した役割を果たす。本研究は,特にER及び核に貯蔵を増やすカルシウム結合ペプチド(CBP)として,ERに低親和性,高容量Ca2+ 結合を示すカルレチクリンのCドメインのGFP融合物を用いた。シグナル配列及びKDEL保持配列の存在にもかかわらず,本研究及び以前の研究はGFP-CBPのER及び核局在化の両方を示した。標準状態では,GFP-CBP発現系は野生型及びGFP対照より全Ca2+ が25%多く,種子収量及びクロロフィル量が大きかった。CBP発現植物は断続的な乾燥又は高塩処理下でも良く生存し根成長が増加する。非ストレス条件下でさえ,CIPK(カルシニューリンB様相互作用蛋白質キナーゼ)遺伝子ファミリーメンバー,CIPK6はCBP発現植物で上方制御した。cipk6のヌル突然変異は,非ストレス条件下でCBPトランスジェニック植物のストレス耐性増加と同時に2つのストレス関係遺伝子(DREB1A及びRD29A)のCBP介在誘導も破壊した。これは,Ca2+の局所変化よりむしろCIPK6の誘導であることを示唆するが,これは結果的に逆条件下で生存を増やし,CIPK6誘導はCa2+をさらに必要とした。本研究は,ER(又は核)Ca2+はシグナル伝達に直接的に関与し遺伝子発現を変えることを示す。植物成長に有害作用がないCa2+量の増加手段の発見は実際の利用の可能性がある。Copyright 2011 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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植物生理学一般  ,  生物学的機能 

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