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J-GLOBAL ID:201202286757438168   整理番号:12A1317318

低密度ポリエチレン-キトサン複合材料:生物分解に基づく研究

Low density polyethylene-chitosan composites: A study based on biodegradation
著者 (4件):
資料名:
巻: 204-206  ページ: 114-124  発行年: 2012年09月15日 
JST資料番号: D0723A  ISSN: 1385-8947  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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近年,包装,農業,医学,およびその他の分野で使用するための生分解性高分子材料への関心が著しく高まっている。ロータ型分散機中で低密度ポリエチレン(LDPE)とキトサンを配合することにより過酸化水素開始溶融混練工程を経て生分解性複合フィルムを作製した。キトサン,無水マレイン酸(MA),ジクミルパーオキサイド(DCP)及びパーム油中のオレイン酸成分それぞれを生分解性充填剤,カップリング剤,フリーラジカル開始剤及びルイス酸触媒として用いた。パーム油は,機械的性質の研究が示すように可塑剤としての追加機能を与えた。バイオ複合材料系の親水性,熱的性質,生物分解性及び誘電特性についても調べた。ポテトデキストロース寒天培地上の黒色麹菌(A.niger)をフィルムに接種し,21日間周囲温度(25°C)で培養することによって試料の生分解性を調べた。培養後,再びフィルムの形態学的研究と引張試験を行った。親水性と生物分解速度は,マトリックス中のキトサン負荷量の増加に伴って増加することが分かった。可塑化した試料は,非可塑化の試料に比べて良好な生物分解速度と親水性を示した。パーム油の添加はこのバイオ複合フィルムの熱安定性を保持した。キトサンとパーム油ハイブリッド強化LDPEは,LDPEの生物分解速度の増加の新規な組み合わせであることが判明した。複合材料の誘電特性の改善も抗菌性を強化した。オーダーメイドの生分解性プラスチックフィルムは,合成プラスチックのエコフレンドリーな代替物となることが分かり,食品包装,バイオ分離及び薬物送達分野での潜在的な用途に道を開いた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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高分子廃棄物処理  ,  ポリオレフィン 
タイトルに関連する用語 (5件):
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