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J-GLOBAL ID:201202286817906611   整理番号:12A1066297

骨形成蛋白質2を積載した細菌性セルロース足場の骨形成

The osteogenesis of bacterial cellulose scaffold loaded with bone morphogenetic protein-2
著者 (10件):
資料名:
巻: 33  号: 28  ページ: 6644-6649  発行年: 2012年10月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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細菌性セルロース(BC)は,魅力的な物理化学特性及び生体適合性を備えたナノファイバー性生物学的材料である。その線維は,骨のコラーゲン性線維に類似している。組織工学用に,サイトカインの局所濃度を上昇させる局所送達系として,BCが利用可能であるか否かを探索する目的で,Acetobacter xylinum X-2(A.xylinum X-2)からBC足場を調製し,骨形成蛋白質2(BMP-2)で被包されたBC足場の骨形成能力を調べた。アルカリホスファターゼ(ALP)活性試験で示されたように,得られたデータから,BCは生体適合性に優れ,in vitroでBMP-2の存在下,マウス線維芽細胞様C2C12細胞の骨芽細胞への分化を誘導した。特定の範囲内で(0~3μg/足場),誘導された骨芽細胞の骨形成活性は,BMP-2濃度と正の相関があった。in vivo皮下移植試験で,BMP-2を積載しているBC足場では,BC足場単独の場合よりも2週時点で骨形成が多く,4週時点でカルシウム濃度が高かった。ALP活性試験及びBC足場のカルシウム濃度測定結果からも,BC足場単独の場合よりBMP-2を積載しているBC足場では,多くの新しい骨が発達していることが示された。著者らの研究は,BCがBMPの局所送達系として優れており,骨組織工学において可能性をもった候補であることを示唆している。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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医用素材 

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