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J-GLOBAL ID：201202286956546689   整理番号：12A0731654

LAESI質量分析を用いる癌ウイルス感染細胞系中の生化学的変換とバイオマーカー候補の迅速な非標的化発見

Rapid, non-targeted discovery of biochemical transformation and biomarker candidates in oncovirus-infected cell lines using LAESI mass spectrometry

著者 (8件)： SHRESTHA Bindesh (George Washington Univ., Washington, D.C., USA) ,  SRIPADI Prabhakar (George Washington Univ., Washington, D.C., USA) ,  WALSH Callee M. (Protea Biosciences, WV) ,  RAZUNGUZWA Trust T. (Protea Biosciences, WV) ,  POWELL Matthew J. (Protea Biosciences, WV) ,  KEHN-HALL Kylene (George Mason Univ., VA, USA) ,  KASHANCHI Fatah (George Mason Univ., VA, USA) ,  VERTES Akos (George Washington Univ., Washington, D.C., USA)
資料名： Chemical Communications  (Chemical Communications)
巻： 48  号： 31  ページ： 3700-3702  発行年： 2012年04月18日 
JST資料番号： D0376B  ISSN： 1359-7345  CODEN： CHCOFS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： レーザアブレーションエレクトロスプレーイオン化質量分析(LAESI-MS)データの多変量統計解析に基づいて癌ウイルス感染Bリンパ球中の代謝産物バイオマーカー候補の迅速同定を検討した。カポジ肉腫関連ヘルペスウイルス(KSHV)感染Bリンパ球(BCBL-1細胞)と非KSHV感染Bリンパ球(BJAB細胞)の種々の世代の培養細胞を用いた。BCBL-1細胞とBJAB細胞の間のLAESI飛行時間MSスペクトルの相違を多変量統計解析により調べた。その結果,数種のホスファチジルコリンがウイルス感染により減少し,またBJAB細胞に比べてBCBL-1細胞では多重帯電小蛋白質チモシンβ4(Tβ4)の発現が90%を超える低下を示すことが分かった。Tβ4に関するLAESI-MS分析結果は蛋白質免疫ブロット分析によっても別途確証した。LAESI-MSはウイルス感染の迅速スクリーニング/早期診断法として利用できることを示した。

シソーラス用語： レーザアブレーション ,  エレクトロスプレイイオン化質量分析 ,  多変量解析 ,  統計解析 ,  ヘルペスウイルス科 ,  *腫瘍ウイルス ,  代謝産物 ,  *バイオマーカー ,  レシチン ,  タンパク質 ,  診断 ,  *B細胞
準シソーラス用語： *Bリンパ球 ,  *Kaposi肉腫関連ヘルペスウイルス ,  チモシンβ4 ,  ホスファチジルコリン ,  迅速診断法 ,  メタボローム

分類 (3件)： 感染症・寄生虫症一般  (GD01010H) ,  腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N) ,  ウイルス感染の生理と病原性  (EG04042Y)

タイトルに関連する用語 (6件)： 癌 ,  ウイルス感染細胞 ,  生化学 ,  バイオマーカー ,  標的化 ,  発見