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J-GLOBAL ID：201202287104642998   整理番号：12A0615249

ネパールにおける作物遺伝資源とジーンバンク事業

Crop Genetic Resources and Genebank Activities in Nepal

著者 (2件)： GUPTA Salik Ram (Nepal Agriculture Res. Council, Ministry of Agriculture, NPL) ,  GUPTA Salik Ram (National Agriculture Genetic Resources Centre, Kathmandu, NPL)
資料名： 信州大学農学部紀要  (Journal of the Faculty of Agriculture, Shinshu University)
巻： 48  号： 1-2  ページ： 69-74  発行年： 2012年03月27日 
JST資料番号： G0593A  ISSN： 0583-0621  CODEN： SDNOAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ネパールは,非常に変化に富んだ標高,地形,気象条件,社会文化構造,農業形態を有しており,自然の動植物相はもとより栽培作物種においても計りしれない多様性を進化させてきた。ネパール農業研究評議会(NARC)は,1986年以来,定期的に作物遺伝資源の収集をおこなってきた。しかし,ネパール国内における遺伝資源におけるアクセスと利益配分に関する規定は,まだ実施されておらず,法整備化の過程にある。国家の発展における作物遺伝資源の保全と持続的利用の重要性を理解し,国際協約を履行する国家義務を果たすために,ネパール政府の支持を得て2010年に国立農業遺伝資源センター(NAGRC)が設立された。現在,NAGRCの種子貯蔵庫には,各地から収集された伝統的な種子10,781アクセッションが保存されている。本センターの設立は,農業遺伝資源の保全と持続的利用における一里塚となっており,子孫に対して価値のある遺伝資源の利用を保証する。(著者抄録)

シソーラス用語： *農作物 ,  遺伝資源 ,  資源管理 ,  生物多様性 ,  環境保全 ,  国際協力 ,  ネパール連邦民主共和国 ,  ジーンバンク ,  生物多様性保全
準シソーラス用語： ネパール王国

分類 (1件)： 作物育種一般  (FC02010K)

タイトルに関連する用語 (5件)： ネパール ,  作物 ,  遺伝資源 ,  ジーンバンク ,  事業