文献

J-GLOBAL ID：201202287108883868   整理番号：12A1503306

ナノ繊維状バイオポリマーによる非晶質炭酸カルシウムの安定化

Stabilization of Amorphous Calcium Carbonate with Nanofibrillar Biopolymers

著者 (4件)： BASSETT David C. (McGill Univ., QC, CAN) ,  MARELLI Benedetto (McGill Univ., QC, CAN) ,  NAZHAT Showan N. (McGill Univ., QC, CAN) ,  BARRALET Jake E. (McGill Univ., QC, CAN)
資料名： Advanced Functional Materials  (Advanced Functional Materials)
巻： 22  号： 16  ページ： 3460-3469  発行年： 2012年08月21日 
JST資料番号： W1336A  ISSN： 1616-301X  CODEN： AFMDC6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： バイオポリマーの炭酸カルシウム鉱化構造に与える影響を調べた。アガロース,アルギネート,キトサン,フィブロインおよび濃度の異なるコラーゲンゲル中で炭酸カルシウムの鉱化を行い,その構造を調べた。その結果,全てのゲル中で鉱化が確認された。特に,コラーゲンを用いた場合,炭酸カルシウムの約18%が非晶質となり,6週間後も非晶質構造が保持された。非晶質安定化機構は明らかでないが,ファイバー直径,ファイバーの空間およびコラーゲンファイバーの両性的性質が関与していると考えられる。さらに,リン酸塩を含む溶液中に浸漬すると,コラーゲンヒドロゲル中の炭酸カルシウムは炭酸化ヒドロキシアパタイトに変換し,骨状コンポジットを形成した。

シソーラス用語： *生体高分子 ,  ナノファイバ ,  多糖類 ,  蛋白繊維 ,  コラーゲン ,  ゲル ,  *炭酸カルシウム ,  鉱化作用 ,  無機化 ,  相互作用 ,  両親媒性 ,  硬タンパク質 ,  動物タンパク質
準シソーラス用語： ミネラル化

分類 (2件)： 医用素材  (GA05040H) ,  セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V)

タイトルに関連する用語 (5件)： ナノ繊維 ,  バイオポリマー ,  非晶質 ,  炭酸カルシウム ,  安定化