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J-GLOBAL ID：201202287224545465   整理番号：12A0628500

廃タイヤリサイクル材による海岸構造物の耐震補強

著者 (1件)： HAZARIKA Hemanta (九大 大学院工学研究院)
資料名： 未来材料  (Expected Materials for the Future)
巻： 12  号： 4  ページ： 34-41  発行年： 2012年04月10日 
JST資料番号： L4328A  ISSN： 1346-0986  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 毎年大量に廃タイヤが発生する現代社会において,廃タイヤのリサイクルは重要な問題である。本稿では,タイヤを破砕して得られるリサイクル材(タイヤチップ)を用いる,耐震性に優れた地盤補強工法を紹介する。すなわち,タイヤチップを地震時の荷重軽減目的に海岸構造物の背面に緩衝材として,また,地盤の液状化防止対策に鉛直排水材として使用する新しい工法である。(著者抄録)

シソーラス用語： *タイヤ ,  *リサイクル ,  海岸堤防 ,  防波堤 ,  防潮堤 ,  *構造物 ,  *耐震補強 ,  裏込め ,  粉砕 ,  透水性 ,  柔軟性 ,  *模型試験 ,  間隙水圧 ,  地震波 ,  土圧 ,  *液状化 ,  *防止 ,  *地盤沈下
準シソーラス用語： *海岸構造物 ,  *大型模型実験 ,  *廃タイヤリサイクル材

分類 (3件)： 走行装置  (QG03040V) ,  資源回収利用  (SC05060V) ,  海岸工学  (RC13000X)

引用文献 (11件)：

• 1)日本タイヤ協会:廃タイヤリサイクルの現状.http://www.jatma.or.jp/environment/report01.html,2011.
• 2)安原一哉,ハザリカ・ヘマンタ,福武毅芳:古タイヤの土構造物への活用技術,土木技術,10(61),79(2006).
• 3)ハザリカ・ヘマンタ,小濱英司,鈴木嘉秀,菅野高弘:緩衝材としてタイヤチップを用いた構造物の耐震性評価,湾空港技術研究所報告,45(1),27(2006).
• 4)御手洗義夫,安原一哉,菊池喜昭,Ashoke Kumar Karmokar:古タイヤゴムチップを固化処理土に混入した新しい地盤材料の開発と力学特性,土木学会論文集C,63(3),881 (2007).
• 5) H. Hazarika, E. Kohama, T. Sugano: Underwater Shake Table Tests on Waterfront Structures Protected with Tire chips Cushion, Journal of Geotechnical and Environmental Engineering, 134 (12), 1706 (2008).

タイトルに関連する用語 (4件)： 廃タイヤ ,  リサイクル材 ,  海岸構造物 ,  耐震補強