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J-GLOBAL ID：201202287673199458   整理番号：12A0339311

不正送信阻止:CANではそれが可能ある

著者 (5件)： 畑正人 ,  田邉正人 ,  吉岡克成 ,  大石和臣 ,  松本勉
資料名： 情報処理学会シンポジウムシリーズ(CD-ROM)  (IPSJ Symposium Series (CD-ROM))
巻： 2011  号： 3  ページ： ROMBUNNO.3B2,HATA  発行年： 2011年10月12日 
JST資料番号： L6741A  ISSN： 1882-0840  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 現代の自動車は,CAN(Controller Area Network)に代表される車載ネットワークを導入している。CANはバスネットワークを前提としており,やり取りされるメッセージには送信元や宛先ノードの情報が含まれず,同一バス内の全てのノードにブロードキャストされる。また,メッセージ認証や送信元認証機能がないため,容易になりすましが可能である。そこで本論文では,このCANの特徴であるブロードキャスト通信を利用し,不正メッセージがバス上に送信されていることを,なりすましの対象となったノード自身が検知し,エラーメッセージを送ることで,偽装メッセージの送信が完了する前にこれを破棄する“不正送信阻止方式”を提案する。提案方式は,保護対象メッセージの送信ノードに簡易な変更を加えることで実現可能であり,実装上も十分な即時応答性が見込まれるため,CANを利用する車載ネットワークをはじめとする多くの制御系ネットワークシステムへの導入が期待できる。(著者抄録)

シソーラス用語： *コンピュータセキュリティ ,  規格 ,  *通信 ,  通信網 ,  メッセージ伝送 ,  ネットワークアーキテクチャ ,  実装設計 ,  応答時間 ,  *自動車通信 ,  *指紋 ,  ブラウザ ,  *Web【情報システム】 ,  オンライン処理 ,  追跡
準シソーラス用語： CAN ,  ノード【通信】 ,  *フィンガープリント ,  車載ネットワーク ,  *車車間通信 ,  成り済し ,  不正送信阻止

分類 (4件)： データ保護  (JD01020V) ,  電話・データ通信・交換一般  (ND11010T) ,  移動通信  (ND08030H) ,  その他の情報処理  (JE15050M)

タイトルに関連する用語 (2件)： 阻止 ,  Can