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J-GLOBAL ID：201202288024624855   整理番号：12A1353140

フィリピンで採集された海産海綿動物Haliclona sp.から単離されたハリクロン酸A,Bはインドールアミン2,3-デオキシゲナーゼを阻害する

Halicloic Acids A and B Isolated from the Marine Sponge Haliclona sp. Collected in the Philippines Inhibit Indoleamine 2,3-Dioxygenase

著者 (5件)： WILLIAMS David E. (Univ. British Columbia, B.C., CAN) ,  STEINO Anne (Univ. British Columbia, B.C., CAN) ,  DE VOOGD Nicole J. (Netherlands Centre for Biodiversity Naturalis, Leiden, NLD) ,  MAUK A. Grant (Univ. British Columbia, B.C., CAN) ,  ANDERSEN Raymond J. (Univ. British Columbia, B.C., CAN)
資料名： Journal of Natural Products  (Journal of Natural Products)
巻： 75  号： 8  ページ： 1451-1458  発行年： 2012年08月 
JST資料番号： C0012B  ISSN： 0163-3864  CODEN： JNPRDF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： フィリピンで採集された海産海綿動物Haliclona sp.から2種の新型グリコール酸誘導体であるメロヘキサプレノイド:ハリクロン酸A,Bを単離した。これらはNMRデータ取得中にゆっくり酸化的脱炭酸し,アルデヒドに変化した。ハリクロン酸Bは24位のC-OHが19位のC-Hとエーテル結合を作った”ハリクロナン”メロテルペノイド炭素骨格を有した。ハリクロン酸A,Bは抗腫瘍剤開発の目標となっているインドールアミン2,3-ジオキシゲナーゼ(IDO)阻害剤であり,A,Bの分解生成物であるアルデヒドよりはるかにIDO阻害活性は大であった。

シソーラス用語： *ジオキシゲナーゼ ,  *酵素阻害剤 ,  脱炭酸反応 ,  カルボン酸 ,  アルデヒド ,  *テルペノイド ,  腫瘍細胞 ,  海綿動物 ,  二次代謝産物 ,  分子構造 ,  二次元NMR ,  *代謝経路 ,  in vitro実験 ,  毒性試験 ,  濃度
準シソーラス用語： IC50 ,  *インドールアミン2,3-ジオキシゲナーゼ ,  *生合成経路

分類 (3件)： テルペノイド一般  (CF10021J) ,  生体物質一般  (EB02010G) ,  酵素一般  (EB09010D)

物質索引 (4件)： ハリクロ酸A ,  ハリクロ酸B ,  (1S)-1,2β-[エチレン[(1S)-2,6,6-トリメチルシクロヘキサン-1α,2β-ジイル]オキシ]-1,4aβ,6aβ,11bβ-テトラメチル-10-ヒドロキシ-1,2,3,4,4a,4bα,5,6,6a,11aα,11b,12,13,13aα-テトラデカヒドロ-11H-インデノ[2,1-a]フェナントレン-7-カルボアルデヒド ,  (1S)-2β,10-ジヒドロキシ-1β,4aβ,6aβ,11bβ-テトラメチル-1-[2-[(1S)-1,2,6β-トリメチル-2-シクロヘキセン-1α-イル]エチル]-1,2,3,4,4a,4bα,5,6,6a,11aα,11b,12,13,13aα-テトラデカヒドロ-11H-インデノ[2,1-a]フェナントレン-7-カルボアルデヒド

タイトルに関連する用語 (7件)： フィリピン ,  採集 ,  海綿動物 ,  Haliclona ,  単離 ,  酸 ,  阻害