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J-GLOBAL ID：201202288275134199   整理番号：12A1459384

軟骨細胞の分化表現型の発現におけるヘテロ型CCN2/CTGF-CCN3/NOVおよびホモ型CCN2-CCN2相互作用の役割

Roles of heterotypic CCN2/CTGF-CCN3/NOV and homotypic CCN2-CCN2 interactions in expression of the differentiated phenotype of chondrocytes

著者 (6件)： HOSHIJIMA Mitsuhiro (Okayama Univ. Graduate School of Medicine, JPN) ,  HATTORI Takako (Okayama Univ. Graduate School of Medicine, JPN) ,  AOYAMA Eriko (Okayama Univ. Dental School, JPN) ,  NISHIDA Takashi (Okayama Univ. Graduate School of Medicine, JPN) ,  YAMASHIRO Takashi (Okayama Univ. Graduate School of Medicine, JPN) ,  TAKIGAWA Masaharu (Okayama Univ. Graduate School of Medicine, JPN)
資料名： FEBS Journal  (FEBS Journal)
巻： 279  号： 19  ページ： 3584-3597  発行年： 2012年10月 
JST資料番号： B0206B  ISSN： 1742-464X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： CCN2は成長板軟骨で特に強く発現し,軟骨特異的な細胞外マトリックスの合成および軟骨の増殖や成熟に関与している。CCN2活性を調節する蛋白質を同定するために,酵母のツーハイブリッド法を用いて軟骨細胞株HCS-2/8由来のcDNAライブラリーをスクリーニングした。CCN2と結合する蛋白質としてCCN2/CTGFおよびCCN3/NOVが見つけられた。CCN2とCCN3間の直接的結合は,in vitroおよびin vivoで確認された。CCN2-CCN2ならびにCCN2-CCN3の結合に関与するドメインを同定した。HCS-2/8細胞におけるアグリカンおよびcol2a1のmRNAの発現はCCN2により促進され,CCN3により阻害された。CCN2のVWCドメインに対する抗体でCCN2を処理するとCCN2-CCN3間の結合が強くなりアグリカンの発現が上昇した。CCN2はCCN3に結合することにより,CCN3の機能を抑制することが示唆された。

シソーラス用語： ヒト ,  *軟骨細胞 ,  腫瘍細胞 ,  培養細胞 ,  *細胞分化 ,  表現型 ,  *成長因子 ,  *タンパク質 ,  分子間相互作用 ,  骨 ,  細胞外マトリックス ,  タンパク質結合 ,  二量化 ,  *プロテオグリカン ,  mRNA ,  遺伝子発現 ,  遺伝的調節
準シソーラス用語： *CCN2 ,  *CCN3蛋白質 ,  *CTGF ,  HCS-2/8細胞 ,  *NOV蛋白質 ,  *アグリカン ,  成長板 ,  蛋白質間相互作用

分類 (2件)： 骨格系  (EJ10030R) ,  生物学的機能  (EB03040U)

タイトルに関連する用語 (10件)： 軟骨細胞 ,  分化 ,  表現型 ,  発現 ,  CCN2 ,  CTGF ,  CCN3 ,  ホモ ,  相互作用 ,  役割