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J-GLOBAL ID:201202288475729715   整理番号:12A0345165

大開口,経頭蓋MRガイド下集束超音波(MRgFUS)フェーズドアレイの臨床プロトタイプに対する人の頭蓋骨における定在波形成の調査:実験およびシミュレーション研究

Investigation of Standing-Wave Formation in a Human Skull for a Clinical Prototype of a Large-Aperture, Transcranial MR-Guided Focused Ultrasound (MRgFUS) Phased Array: An Experimental and Simulation Study
著者 (6件):
資料名:
巻: 59  号:ページ: 435-444  発行年: 2012年02月 
JST資料番号: C0236A  ISSN: 0018-9294  CODEN: IEBEAX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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経頭蓋磁気共鳴ガイド下集束超音波(MRgFUS)は,種々の脳疾患に対する有力な非侵襲性外科手段である。本論文では,大規模低周波(230MHz)ファイバ光学ヘテロダインおよび半球状の経頭蓋MRgFUSフェーズドアレイの臨床プロトタイプを用いて,体外無傷人の頭蓋骨における定在波波動場を測定する方法を実証した。実験および数値シミュレーションを,開口径およびF値を変えて行い,定在波による頭蓋骨における焦点での音響圧力変化を調べ,低F値をもつ大規模フェーズドアレイ経頭蓋は,脳の焦点への音響エネルギ伝達を最大化する一方,定在波形成の変化を著しく最小化することを示した。実験結果は,半球アレイ素子を230kHzで用いるとき,大きな定在波形成あるいは二次ホットスポットを示さなかったが,定在波は,大きなF値をもつ小さなトランスデューサにより容易に形成できた。
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